
[医療提供体制] 受診遅れの死亡事例24年に48件 民医連調査
全日本民主医療機関連合会(民医連)は12日、健康保険料の滞納など経済的な理由で医療機関の受診が遅れ、患者が亡くなった事例が2024年に23都道府県で計48件あったとする調査結果を発表した。 亡くなった患者48人の年代別の内訳は、60歳代の17人(35%)が最も多く、以下は70歳代13人(27%)、50歳代10人(21%)などの順だった。60歳以上が全体の73%を占めた。また、男女別の内訳は男性41人(85%)、女性7人(15%)だった。 民医連では、75歳以上の窓口2割負担は受診抑制を拡大させると...