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[医療提供体制] 医療型でも強度行動障害児特別支援加算を算定 厚労省案

 厚生労働省は12日、第17回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(オンライン会議)で、強度行動障害児特別支援加算について、福祉的支援の強化の観点より、「医療型障害児入所施設においても算定できるようにしてはどうか」と提案した(p34参照)。 強度行動障害児特別支援加算は、知的障害児や自閉症児の診療に相当の経験を有する医師(指定福祉型障害児入所施設の職務に1カ月以上従事)や心理指導担当職員を配置することや、加算対象児の居室は原則として個室とすることなどが算定要件となっている(p35参照)。・・・...

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[健康] 幼少期のアトピー性皮膚炎が思春期の精神疾患を誘導 NCNPが発表

 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は10日、NCNP神経研究所疾病研究第4部の橋本興人研究員らが、幼少期のアトピー性皮膚炎によるストレスが脳内炎症反応の応答性増大持続を促し、これが思春期のうつ様症状誘導の原因となる可能性を示したと発表した(p1参照)。 幼少期のアトピー性皮膚炎は、強い掻痒感で生活の質(QOL)を著しく低下させるだけでなく、その後のアレルギー疾患である喘息やアレルギー性鼻炎への引き金になることが知られている。こうした他のアレルギー性疾患に罹患するリスクだけでなく、精神疾患・...

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テムザックが医療実習用の小児ロボ開発、治療を嫌がる様子や病状急変を再現(ニュース)

 ロボットメーカーのテムザック(福岡県宗像市)は2020年10月8日、小児患者型ロボット「Pedia_Roid(ペディアロイド)」を開発したと発表した。小児患者特有の手足を動かして治療を嫌がる様子の他に、けいれんや病状急変時のショック状態などを再現できる。大学などが小児を対象とした治療の教育に利用することを想定している。 小児患者は成人のようにどこが痛いかを具体的に主張することが難しく、治療中に状......

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 10月12日-10月17日

 来週10月12日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)10月12日(月)15:00-17:00 第17回 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(オンライン会議)10月13日(火)未定 閣議10月14日(水)10:00-12:00 令和2年度第3回 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会15:00-17:00 第131回 社会保障審議会 医療保険部会(オンライン会議)17:00-19:00 ...

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[感染症] 感染性胃腸炎、手足口病など3週連続で減少 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は9日、「感染症週報 第39週(9月21日-9月27日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p5参照)(p26~p28参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/第35週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.07(0.07)/前週から減少▽咽頭結膜熱/0.13(0.17)/前週から減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.48(0.63)/前週から減少▽感染性胃腸炎/1.43(1.84)/3週連続で減少▽手足口病/0.11(0.12...

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[医薬品] HPVワクチン接種、積極的な勧奨の内容含まないよう留意を 厚労省

 厚生労働省は9日、HPVワクチンの情報提供に関する通知を都道府県衛生主管部(局)長に出した。HPVワクチン接種に関する既存のリーフレットを改訂したことなどに伴う措置で、情報提供資材の個別送付や接種日時・場所などの周知に当たっては「接種を受けましょう」「接種をおすすめします」など、定期接種の積極的な勧奨となるような内容を含まないよう留意する必要性を挙げている(p6~p8参照)。 通知では、情報提供について「HPVワクチン接種について検討・判断するためのワクチンの有効性・安全性に関する情報等や、接種・...

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[介護] 報酬改定に向けた基本的な視点の案を提示 社保審・分科会で厚労省

 厚生労働省は9日、社会保障審議会・介護給付費分科会に「介護報酬改定に向けた基本的な視点」の案を示した。改定に当たっての基本認識とこれに基づいた5つの基本的な視点についてまとめられ、最終的には、年末の審議報告の中に盛り込まれる(p69参照)(p73~p74参照)。 改定に当たっての基本認識は、▽感染症や災害への対応力強化▽各地域の特性に応じた地域包括ケアシステムの推進▽質の高いサービス提供のための評価や科学的介護の実現に向けた環境整備▽総合的な介護人材確保対策や介護現場の革新▽必要なサービスを確・・...

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[医療提供体制] 発熱患者の電話相談体制整備補助金の上限額100万円 厚労省

 厚生労働省健康局結核感染症課は9日付で、2020年度「インフルエンザ流行期に備えた発熱患者の電話相談体制整備事業」の補助金交付に関する案内を同省のweb上に掲載した。事業の対象となるのは、受診・相談センターから依頼を受け、同センターの代理的機能として地域の発熱患者などの土日祝日・夜間の電話相談業務を担う都道府県より指定を受けた医療機関(p1参照)。 指定医療機関への補助対象経費は、受診・相談センターから依頼を受けた日から21年3月31日までにかかった、賃金、報酬、消耗品費、備品購入費などの業務・・...

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[インフル] 定点当たり報告数は3週連続で0.00 インフルエンザ発生状況

 厚生労働省は9日、2020年第40週(9月28日-10月4日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。詳細は以下の通り。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第5報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は3週連続で「0」だった(p4参照)。●定点報告(p2参照)(p6参照)▽定点当たり報告数(全国):0.00(前年同期0.99)▽報告患者数(全国):7人(4,889人)▽都道府県別定点当たりの報告数:千葉県/1人、大阪府/5人、岡山県/1人▽...

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[医療提供体制] 発熱患者の外来診療・検査体制の整備に経費を補助 厚労省

 厚生労働省は、今冬のインフルエンザ流行期に備えた発熱患者の外来診療・検査体制確保事業の概要を公表した。都道府県から指定を受けた医療機関が、専用の診察室を設けて発熱患者などの受け入れ体制を整備した場合に必要な経費を補助する事業で、地域の医療機関での診療・検査体制を充実させて感染症対策を強化するのが目的(p1参照)。 この事業は、都道府県から指定を受けた「診療・検査医療機関」(仮称)が、専用の診察室を設けたにもかかわらず、実際の発熱患者などの受診が少なかった場合に、所定のルールによって・・・...

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[介護] 介護付きホームの看護体制・機能訓練強化で議論 社保審・分科会

 社会保障審議会・介護給付費分科会は9日、特定施設入居者生活介護(介護付きホーム)の報酬・基準についても検討した。幅広いニーズを持つ入居者の受け皿としての機能強化を図るため、現状では認められていない介護保険の訪問看護サービスや訪問リハビリテーションサービスの併算や、2018年度介護報酬改定で創設された「入居継続支援加算」の算定要件緩和などが論点となった(p212参照)。 介護付きホームの報酬・基準について論点となったのは、▽中重度者や看取りへの対応の充実▽機能訓練の充実▽「入居継続支援加算」の・・・...

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[介護] GHのユニット数の弾力化やサテライト創設を検討 社保審・分科会

 社会保障審議会・介護給付費分科会は9日、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の2021年度介護報酬改定における報酬・基準の方向性について検討した。経営面での安定性の向上や、人材の有効活用を目的として、設置できるユニット数の弾力化やサテライト事業所の創設、夜勤職員配置の緩和などが論点となった。8月の事業者団体ヒアリングで日本認知症グループホーム協会が求めていた項目と重なるものも多い。グループホームの強みである、入居者の個別性を重視した手厚いケアとのバランスが問われることになり、委員から・・・...