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【ユニリハ】 ポジショニングR.E.D.セミナー 理論編  2018/3/20

近年、身体質量と重力を拮抗させた環境で行うポジショニングアプローチを行う事で、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続する臨床研究が発表されました。ニュートン物理学、第三法則、作用-反作用の法則の、反作用を限りなく小さくするという、微小重力相対性理論の仮説を実証した結果で、低反撥マットレスを数枚重ねてポジショニングを行うことで仮説の立証に成功しました。この環境をRehabilitation & Engineering Design -R.E.D.-とし、2010年より研究が開始されました。  身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。  代表的な例として、長期療養生活を送る、長い年月をかけてもたらされた過緊張や関節拘縮の変化と循環器系の安定例は、これまでの臨床場面では見られなかった新しい発見と、今後の医療に大きく影響する事が示唆されました。低反撥マットレスを身体質量の比重に合わせて積層する環境設定という単純性は、高い再現性と介入者要因に依存しない筋緊張制御となり、誰が介入しても同じ結果となります。このような現象、結果の蓄積により関節拘縮の概念をも、確実に変える力を持っています。  また、このような筋組織の変化と過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定、重度の呼吸器疾患、心疾患患者の心拍数、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧の安定は、ワッサーマンの歯車に代表される、筋、呼吸、循環の効率と、三者に対し、同時に介入し結果を出した背景が否めず、内部障害への新たなアプローチとしても期待されています。  この研究結果を数年にわたり、当学会以外の全国の著名学会に発表、共有し、2015年5月に理学療法の全国学会、6月には、作業療法の世界学会にも、2演題の演題採択がされています。医療、医学に携わる日本全国、世界各国の査読者が認めた事実を皆さんと共有すると共に、研究に用いた物品ではなく、臨床現場にあるものだけで結果を残す具体的方法論や、明日からすぐに使え臨床に役立てるポジショニング技術や、在宅介護でのポジショニングの応用をご提案します。

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Healthcare Daybreak vol.1

MedPeerがプロモートするヘルスケア・ネットワーキング・コミュニティ、Healthcare Daybreakの第1回です。 今回は、昨年三鷹市で訪問診療に特化したクリニックを開業された田中公孝先生にお話いただきます。 実際の事例を交えた訪問診療・在宅医療の生々しいエピソードや、在宅医療の関係者しか知らないようなリアルな話をオープンにお話して頂き、これからの超高齢社会におけるヘルスケアについて、参加者一人一人が考えられる場にしていければと思います。 講演終了後は、その場でスカイツリーを眺めながら交流会です! 多くの方に気軽にご参加いただけるよう、会費は1000円としました。 みなさまのご来場を心よりお待ちしています。 ================================ 日時:3月19日(月) 19:00〜  場所:中央区銀座6-18-2野村不動産銀座ビル11階(新橋演舞場上)MedPeer内セミナールーム Patio 会費:1000円 タイムスケジュール: 18:30 開場  19:00 開会 19:05 keynote speech    「いま、社会で求められる在宅医療とは?          〜若手医師が明かす現場のリアル」     田中 公孝 先生(ぴあ訪問クリニック三鷹 院長) 19:50  Q&A time 20:00  懇親会 21:00  終了 【講演者プロフィール】 田中 公孝 ぴあ訪問クリニック三鷹院長 2009年滋賀医科大学医学部卒業。2011年滋賀医科大学医学部附属病院にて初期臨床研修修了。2015年医療福祉生協連家庭医療学開発センター (CFMD)の家庭医療後期研修修了後、引き続き家庭医として診療に従事。2017年4月にぴあ訪問クリニック三鷹を開設、メドピア株式会社の事業にも関わっている。 ================================