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[医療提供体制] 調剤業務の一部外部委託についてとりまとめ 厚労省・WG

 薬局薬剤師の対人業務の充実に向けた対物業務の効率化を中心に議論してきた厚生労働省のワーキンググループは23日、調剤業務の一部外部委託について、「一包化」に限定し、委託先は薬局で同一の三次医療圏内とすることなどとするとりまとめを行った。また、処方箋の40枚規制の見直しについては、対人業務の充実に逆行しないよう慎重に行うべきなどとした<doc3258page12><doc3258page16>。 調剤業務の一部外部委託は、政府の規制改革推進会議が具体的な検討を求めていたもの。「...

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[医療提供体制] 光熱費の上昇は想定を逸脱、経産相に要望書 四病協

 電気代やガス代など光熱費の値上がりで医療機関の持ち出しが生じている上、今後の値上がりも必至な状況にあるとして、日本精神科病院協会などでつくる四病院団体協議会は23日、可及的速やかな財政措置の充実を求める要望書を萩生田光一経済産業相に提出した。 要望書の中で四病協は、光熱費の値上がりが「想定を逸脱するもの」と指摘した。しかし、たとえ光熱費が値上がりしても、現在のルールでは、その分を入院患者から徴収することは認められていない。このため四病協は、個々の医療機関による対応には限界があるとして、・・・...

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[医療提供体制] 新規陽性者数の増加比は約110%、今後の動向に注意 東京都

 東京都は23日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第90回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。新規陽性者数について「今回の増加比は約110%となった」と報告している<doc3285page2>。 コメント・意見では、新規陽性者数の増加比が100%を超えることは感染拡大の指標となり、100%を下回ることは新規陽性者数の減少の指標となると説明。増加比が3週間連続して上昇していることや、新規陽性者数の7日間平均が5週間ぶりに増加したことを取り上げ「今後の動向に注...

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[医療提供体制] 軽症・無症状の高齢者の臨時医療施設の運用が重要 東京都

 東京都が23日に公表した新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第90回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、22日時点の入院患者数が614人となり、前回(575人)よりも増えたことなどを報告している<doc3285page7>。 入院患者の年代別割合は80歳代が最も多く、全体の約27%を占めている。入院患者数に占める60歳代以上の割合が約69%と高い値のまま推移していることにも触れ「高齢者を受け入れることが可能な病床や、軽症・無症状の高齢者のための臨時の医療施設の運用...

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NTTデータなどがバイタルデータと食事の管理サービス、ホテル滞在のがん患者向け(ニュース)

 NTTデータとリンクアンドコミュニケーションなどは2022年7月1日から、がん患者向けに血圧や脈拍などのバイタルデータと食事を管理するサービスを開始する。同日に開業する「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」に滞在するがん患者を対象とする。 同ホテルは国立がん研究センター東病院(NCC東病院)の敷地内にある。NCC東病院と連携し、治療のために遠方から訪れたがん患者や家族を24時間サポートするサー......

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【感染症ニュース】70代女性が死亡 熱が下がらずしんどい ダニ媒介の「日本紅斑熱」とは?(感染症・予防接種ナビ)

 2022年6月20日、広島県内で、今年初めてとなる「日本紅斑熱」による死亡例が報告されました。  死亡したのは70代の女性で、農作業中にマダニ類に咬まれたものと見られています。 ◆広島県で死亡例...

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[診療報酬] 医師事務作業補助体制加算1の施設基準で疑義解釈 厚労省

 厚生労働省は2022年度診療報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その14)」で、「医師事務作業補助体制加算1」の施設基準に関する考え方を明確にした。院内に配置する医師事務作業補助者の勤務経験年数について、他の医療機関で勤務した期間を除いた通算勤務期間が3年以上の場合は基準を満たしているとの解釈を示した<doc3325page2>。 また、医療機関が同加算に係る届出を行っていない間に医師事務作業補助者として勤務した期間を勤務経験に含めても差し支えないとしている<doc3325p...

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[診療報酬] 医科入院1件当たり5万8,233.9点 前年比2%増 診療行為別統計

 厚生労働省が22日に公表した2021年社会医療診療行為別統計によると、医科入院における1件当たりの点数は5万8,233.9点で、前年比1,159.6点、2.0%の増加となった。また、医科入院外における1件当たり点数は1,455.0点で前年比10.0点、0.7%の増加となった<doc3297page4>。 21年6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書および調剤報酬明細書のうち、「レセプト情報・特定健診等情報データベース」に蓄積された全てのデータが集計対象。医科の総数は...

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[医療提供体制] 光熱費など上昇への補助、経産省と厚労省に要望へ 四病協

 光熱費などが上昇していることを受け、四病院団体協議会(四病協)は23日にも、病院向けの支援を求める要望書を経済産業省と厚生労働省に提出する。27日には、入院時食事療養費の引き上げを厚労省に要望する。22日の総合部会後の記者会見で、幹事団体である日本精神科病院協会の山崎學会長が明らかにした。 山崎氏は「医療費については統制経済の中で国が単価を決めているので、普通の商品のように価格に転嫁できない」と説明。光熱費などが上昇している状況下で、これまでと同じように医療を提供していくのであれば「当然そ・・・...

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[医薬品] 新型コロナの経口治療薬、承認の結論を持ち越し 薬食審・部会

 薬事・食品衛生審議会の医薬品第二部会は22日、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「ゾコーバ錠」の製造販売承認の可否について結論を持ち越し、今後の薬事分科会との合同会議で改めて議論することを決めた。部会では、迅速な実用化を目指す新たな緊急承認制度に基づき審議したが、「慎重に議論を重ねる必要がある」と判断した。 厚生労働省によると、この日の主な論点は4つ。具体的には、▽「第2b相試験」の主要評価項目や副次評価項目、事後解析の結果などを踏まえた有効性の評価▽動物実験での催奇・・・...

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[医療提供体制] 相次ぐサイバー攻撃、対策強化でGLを再改定へ 厚労省

 医療機関を標的にしたサイバー攻撃への対策を強化するため、厚生労働省は、3月末に改定した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版」(GL)を2022年度中に改めて見直す。具体的なセキュリティ対策の記載をより分かりやすくする。また、医療現場で活用できる研修資材やGLの理解促進のための資材を提供する考え。 後藤茂之厚労相は、21日の閣議後の記者会見で「国民の生命・健康を守る医療機関がサイバー攻撃によりその機能を失うことがないよう、サイバーセキュリティ対策の強化が不可欠」と指摘した。 ...

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[救急医療] 22年6月13日-6月19日の熱中症による救急搬送は1,337人 消防庁

 消防庁が21日に公表した6月13日-6月19日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,337人、4月25日からの累計は5,757人となった<doc3265page2><doc3265page4>。5月1日-6月19日の搬送人員数は5,479人で前年同時期(4,796人)と比べ683人増加した<doc3265page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)23人(1.7%)、少年(7歳以上...

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[診療報酬] 急性期充実体制加算などが適時調査の重点確認事項に 厚労省

 厚生労働省は21日、医科(病院、診療所)や薬局などを対象にした適時調査の実施要領・調査書を公表した。重点的に調査する施設基準として、2022年度診療報酬改定で新設された急性期充実体制加算などを挙げている<doc3199page2>。 急性期充実体制加算については、▽全身麻酔による手術▽悪性腫瘍手術▽腹腔鏡下手術または胸腔鏡下手術▽心臓カテーテル法による手術▽消化管内視鏡による手術▽化学療法の実施-の実績などを確認する予定<doc3201page1>。 また、年間の救急自動車...

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[診療報酬] こころの連携指導料、自殺対策などの研修受講を確認 適時調査

 厚生労働省が21日に公表した医科(病院、診療所)などを対象にした適時調査の調査書に、2022年度診療報酬改定で新設されたこころの連携指導料が、重点的に調査する施設基準として盛り込まれた<doc3199page4>。 こころの連携指導料は、地域社会からの孤立状況などにより、精神疾患が増悪する恐れがあると認められる患者(入院患者を除く)などが対象で、患者の同意を得て精神科や心療内科を標榜する保険医療機関に診療情報を提供するなどした場合に算定できる。 適時調査では、診療や療養上必要な指導を行...

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[再生医療] 希少疾病用再生医療等製品として新たに2品目を指定 厚労省

 厚生労働省は6月20日付で、「希少疾病用再生医療等製品の指定について」に関する通知を都道府県に発出した。詳細は以下の通り。▽fidanacogene elaparvovec/先天性血液凝固第IX因子欠乏症(血友病B)患者における出血傾向の抑制/ファイザー<doc3323page1>▽ISN001/難治性または再発性のびらん・潰瘍を有する表皮水疱症(単純型、接合部型、優性・劣性栄養障害型)の患者を適応症とする。当該製品は、難治性または再発性のびらん・潰瘍部に適用し、上皮化させることを目的...