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[医薬品] 抗ウイルス剤など「使用上の注意」の改訂指示 厚労省

 厚生労働省は3月15日付けで、「抗ウイルス剤」などについて、添付文書の「使用上の注意」などの改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に送付した。「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(新記載要領)に基づく改訂。厚労省では「速やかに使用上の注意を改訂し、医薬関係者等への情報提供等の必要な措置を講ずること」としている<doc1574page1>。 抗ウイルス剤「エファビレンツ」の改訂では、「副作用」の項に「重大な副作用」を新設。「精神神経系症状」として「運動失調、脳症、昏睡...

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[医療改革] 費用の見える化で医療法人の事業報告書の活用を 政府の検討委

 政府の公的価格評価検討委員会は、看護師の賃上げに関連して取り組む医療の費用の見える化で、基礎データとなる医療経済実態調査に加えて、骨太方針2021を踏まえ、将来的には医療法人の事業報告書を活用する方向性を示した。医療法人(全数)が報告するもので、法人単位の経営状況を把握することができる<doc1304page5>。 医療法人の事業報告書の活用については、骨太方針2021が「医療法人の事業報告書等をアップロードで届出・公表する全国的な電子開示システムを早急に整え、感染症による医療機関への...

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[医療改革] 医療機能の違いで病院の費用構造に差 公的価格評価検討委員会

 看護師や介護士の賃金引き上げに取り組む政府の公的価格評価検討委員会は、費用の見える化とデジタル活用の議論に入った15日の会合で、病院の費用構造について、医業・介護費用のうち8割強が人件費や物件費で、急性期医療が多い大規模病院と長期療養が多い小規模病院という医療機能の違いによる差があることを確認した<doc1304page3>。 病院の費用構造については、中央社会保険医療協議会が診療報酬改定の基礎資料としている医療経済実態調査の結果から、医療法人、国立病院、公立病院という経営主体別に、給...

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[感染症] 新規報告数、累積患者報告数ともに0人 風しん・第9週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは15日、「風しんに関する疫学情報:2022年3月9日現在、第9週(2月28日-3月6日)」を公表した。 第9週の新規報告数は0人だった。前週の第8週に報告された臨床診断例は取り下げとなり、遅れ報告もなかったため、累積患者報告数は0人となった。なお、3月10日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない<doc1424page1>。・・・...

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[医療改革] 医療・介護の費用の見える化、デジタル活用の検討開始 政府

 看護や介護などの職員の収入増を目指し、岸田文雄首相が設置した公的価格評価検討委員会は15日、4回目の会合を開き、予算措置などの対策をまとめた2021年末の中間整理を踏まえ、医療や介護などの分野ごとに、国民の保険料や税金が効率的に使用されているかなどの「費用の見える化」や、「デジタル等の活用」による現場の負担軽減と生産性向上についての検討を開始した。この夏までに方向性を整理する<doc1303page1>。 公的価格評価検討委員会の中間整理では、医療(看護)、介護、保育・幼児教育などの職...

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[医療改革] 調剤の外部委託に関する責任の所在で議論 規制改革推進会議WG

 政府の規制改革推進会議が15日に開いた「医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ」(WG)で、法律の専門家が、現在は規制されている調剤行為の外部委託に関する責任の所在などの考え方を示した。外部委託の場合、刑事責任や行政責任は受託した薬局に所属する薬剤師にあると説明。ただし、委託した薬局が指示を誤ったり、不正確な処方情報を送信したりした結果、患者に健康被害が生じた場合は委託側の薬剤師に責任が生じ得ると整理した。 調剤行為については、処方箋を応需した薬局の管理者の責任の下で薬剤師が行う必要・・・...

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[医療提供体制] 一部地域で重症病床使用率の高止まりが続く可能性 厚労省

 厚生労働省は、15日に開催された第76回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。新規感染者数の下げ止まりや増加が見られる多くの地域では「入院者数が横ばい又は緩やかに減少しており、当面は軽症・中等症の医療提供体制等のひっ迫や、一部の地域では高齢の重症者による重症病床使用率の高止まり傾向が続く可能性がある」としている<doc1308page2>。 厚労省によると、3月9日時点の全国の入院者数は2万533人で、1週間前と比べて2,421人減ってい...

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[介護] 高齢者施設のコロナワクチン追加接種、95%終了 厚労省が公表

 厚生労働省は15日、高齢者施設等における新型コロナワクチン追加接種状況再調査結果を公表した<doc1260page1>。全ての市区町村から回答を得た。 厚労省は1日付の事務連絡で、高齢者施設等における追加接種の「進捗状況の実態再調査」を依頼。14日正午時点の回答を基に集計した<doc1260page2>。 追加接種終了(予定)割合は、2月末までで88%、3月15日までで95%だった。都道府県別では、徳島が唯一、2月末までで100%と回答<doc1260page3&gt...

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[介護] 社会福祉士の国家試験、合格率は31.1% 厚労省が発表

 厚生労働省は15日、第34回社会福祉士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は31.1%で、前回の試験よりも1.8ポイント上がった<doc1261page1>。 社会福祉士の国家試験は毎年1回実施されている。2月6日に行われた第34回試験の受験者数は前回比724人減の3万4,563人、合格者数は同409人増の1万742人だった<doc1261page1>。・・・...

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[医療提供体制] 精神保健福祉士の国家試験、合格率は65.6% 厚労省が発表

 厚生労働省は15日、第24回精神保健福祉士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は65.6%で、前回の試験よりも1.4ポイント上がった。 精神保健福祉士の国家試験は毎年1回実施されている。2月5、6の両日に行われた第24回試験の受験者数は前回比337人増の6,502人、合格者数は同312人増の4,267人だった<doc1266page1>。 都道府県別(受験時の住所)の合格者数は、東京が626人で最も多く、以下は神奈川(369人)、大阪(342人)、埼玉(257人)、愛知(205人)...

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【帯状疱疹経験談】チクチクする痛み、赤い発疹が主な症状 すぐに受診すべき症状とは?(感染症・予防接種ナビ)

 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。水痘(水ぼうそう)に感染したことがある人は、治癒した後も、生涯にわたって体内でウイルスが潜伏感染しています。帯状疱疹は、水痘(水ぼう...

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[医薬品] ベクルリー 重症化リスク因子有するコロナ軽症患者も投与対象に

 医薬品医療機器総合機構は、新型コロナウイルス感染症治療薬「ベクルリー点滴静注用100mg」(一般名:レムデシビル)の投与対象者に、酸素投与を必要としない重症化リスク因子を有する軽症患者も加えた添付文書の改訂を周知した<doc1464page1>。 従来の添付文書では、新型コロナによる肺炎の患者が対象者だったが、改訂版では「酸素投与を要しない患者であって、SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有する等、本剤の投与が必要と考えられる患者」を追記<doc1464page1...

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[看護] 看護師特定行為の研修機関、全都道府県で整備完了 宮崎で初指定

 厚生労働省は14日、看護師向けの特定行為研修の実施機関として善仁会宮崎善仁会病院(宮崎市)など30施設を追加で指定したと発表した<doc1259page1>。研修機関は計319施設に増加。今回、宮崎県で初めて指定されたことにより、全都道府県で1カ所以上の整備が完了した。 今回の追加指定は、医道審議会の看護師特定行為・研修部会が2月14日に審議した結果を踏まえた措置。指定された30施設のうち、9施設が「領域別パッケージ研修」の認定も受けた<doc1259page1>。 厚労省...

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比2万3,160人増の129万8,535人 病院報告

 厚生労働省は11日、2021年11月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc1524page1>。●平均在院日数▽全病床平均/26.7日(前月比0.2日減)▽一般病床/15.6日(0.0日増)▽療養病床/125.2日(4.2日減)▽精神病床/270.8日(1.9日減)▽結核病床/60.4日(1.4日増)●1日平均患者数▽在院患者数/114万1,176人(1万4,852人増)▽外来患者数/129万8,535人(2万3,160人増)●月末病床利用率:76....

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[家計調査] 家計調査報告 22年1月分 総務省

 総務省は11日、2022年1月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出<doc1525page1>▽全体/28万7,801円(前年同月比:名目7.5%増、実質6.9%増)、6カ月ぶりの実質増加▽保健医療関連/1万4,122円(名目8.7%増、実質8.8%増)、2カ月ぶりの実質増加●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:47万9,805円(名目2.2%増、実質1.6%増)、6カ月連続の実質増加<doc1525page3>・・・...

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[医療提供体制] 医療的ケアなど対応の居住支援、検討の方向性提示 厚労省

 社会保障審議会・障害者部会で、強度行動障害や高次脳機能障害、医療的ケアを有する重度障害者の支援体制に関する議論が行われている。厚生労働省は、11日に開催された第125回障害者部会で、今後、グループホームや入所施設の役割を含め、強度行動障害、高次脳機能障害、医療的ケア、高齢化などに対応するための居住支援の在り方について検討する方向性を示した<doc1325page4>。 厚労省は、強度行動障害や高次脳機能障害、医療的ケアを有する重度障害者の支援体制について、特に地域における住まいの場であ...