[人事] 日本医師会会長に現職の松本氏が再選
日本医師会は22日、第156回日本医師会定例代議員会にて会長選を行い、現職の松本吉郎氏が当選、2期目を務めることになった。 副会長には、角田徹氏、茂松茂人氏(ともに現職)、釜萢敏氏(新任)が選任された。会長、副会長ともに任期は2年。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。第156回日本医師会定例代議員会・選挙結果報告・・・...
ヘルスケアに関する最新情報を提供します!
日本医師会は22日、第156回日本医師会定例代議員会にて会長選を行い、現職の松本吉郎氏が当選、2期目を務めることになった。 副会長には、角田徹氏、茂松茂人氏(ともに現職)、釜萢敏氏(新任)が選任された。会長、副会長ともに任期は2年。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。第156回日本医師会定例代議員会・選挙結果報告・・・...
国立感染症研究所の2024年第23週(6/3-9)速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は0.89。前週の0.84から微増となりましたが、岩手県では、警報レベルに達しています。都道府...
厚生労働省は6月21日、「新たな地域医療構想等に関する検討会」の会合で、外来や在宅、看取りなどについて、将来の需要推計を踏まえて医療提供体制を議論する方針を示した。2025年を見据えた入院の病床機能の見直しだけでなく、かかりつけ医機能と専門外来を担う医療機関による役割分担と連携、介護施設と協働する在宅医療の強化など、高齢化がピークを迎える40年ごろを見据えた地域ごとの医療機能の確保策を検討する。 厚労省はこの日、40年ごろを見据えた新たな地域医療構想の論点(各論)として、▽入院(病床の機能分化・・...
厚生労働省は6月21日、診療科目ごとの診療日や診療時間など医療機関の情報を患者や住民に提供する医療情報ネット「ナビイ」の見直し案を、省内の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」に示した。「かかりつけ医機能で探す」のボタンをトップページに追加し、ボタンを押せば「かかりつけ医機能」をカバーする地域の病院や診療所を検索できるようにする<doc15435page23>。 病院や診療所による「かかりつけ医機能」報告制度が2025年4月に施行されるのを踏まえた対応。 厚労省はまた...
政府は21日、新たな規制改革実施計画を閣議決定した<doc15394page1>。医療関連では、オンラインで行う精神療法への診療報酬の見直しを検討し、2025年度中に結論を出す方針を示した<doc15394page41>。また、医療機関が看板などで「総合診療科」を標榜できるようにするため、広告規制の見直しの検討を年度内に始め、25年中に結論を得る<doc15394page58>。 オンラインでの精神療法は、厚生労働省の22年度障害者総合福祉推進事業でつくられた「...
政府は21日、「経済財政運営と改革の基本方針2024-賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現-」(骨太方針2024)を閣議決定した。「医療・介護・こどもDX」では、「政府を挙げて確実かつ着実に推進する」と明記<doc15320page17>。閣議決定した「骨太方針2024」には6月11日に公表された原案になかった「AIホスピタルの社会実装を推進」が追記された。また、医療機関などのサイバーセキュリティ対策を着実に実施するとしている。「電子処方箋」については、「更なる全国的な普及拡大を図...
国立感染症研究所は21日、「感染症週報 第23週(6月3日-6月9日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc15326page6><doc15326page28>。▽インフルエンザ/0.17(前週0.19)/第12週以降減少が続いている▽新型コロナウイルス感染症/3.99(3.52)/第19週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/1.37(1.31)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.89(0.84)/第19週以降増加が続いており、...
消防庁が21日に公表した「2024年5月の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症による救急搬送人員数は2,799人だった。23年5月の救急搬送人員3,655人と比べ856人減少した<doc15327page2>。 年齢区分別にみると、高齢者が最も多く1,519人(構成比54.3%)。次いで、成人709人(25.3%)、少年523人(18.7%)、乳幼児48人(1.7%)の順だった<doc15327page2>。また、初診時の傷病程度は、軽症が最も多く1,964人(70....
厚生労働省は21日に開催された社会保障審議会・医療保険部会で、マイナ保険証の利用をさらに促進させるため、医療機関・薬局への一時金の上限額を診療所・薬局で最大20万円、病院は最大40万円とする方針を示した。厚労省によると「利用率20%以上の高利用率施設は、2023年12月の14.8%から24年5月には22.3%と増加しており、24年5月時点で一時金上限に達している施設が相当数ある」としている<doc15304page8>。これらの利用を進めた施設に対し、さらに利用率を押し上げるためのイン...
厚生労働省は21日、2024年第24週(6月10日-6月16日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は2万561人で前週から842人の増加となった<doc15309page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc15309page2>▽定点当たり(全国):4.16▽報告数(全国):2万561人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):東京都/1,878人、神奈川県/1,656人、北海道/1,393人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の概況&l...
来週6月24日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。6月24日(月)17:00-19:00 第3回 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会6月25日(火)未定 閣議14:00-16:00 薬事審議会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会6月26日(水)13:00-15:00 第17回 匿名医療・介護情報等の提供に関する委員会13:00-15:00 薬事審議会6月28日(金)未定 閣議・・・...
手足口病の患者が急増しています。国立感染症研究所の2024年第23週(6/3-9)速報データによると、手足口病の全国の定点当たり報告数は3.83。11週連続増加中で、前週(第22週)と比較すると約30
厚生労働省のワクチン評価に関する小委員会は6月20日、ピリピリとした痛みや赤い発疹などの症状がある帯状疱疹のワクチンの定期接種化に向けて議論し、「学術的に異論はない」と結論付けた。今後、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の予防接種基本方針部会で具体的な運用を検討する。 帯状疱疹のワクチンの定期接種化に当たり、同小委員会では、接種年齢の設定についても議論が交わされた。 帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと、病原ウイルスのタンパク質を利用して合成する組み換えワクチンがあり、原則50歳以上を対・・・...
日本医療機能評価機構は6月20日、6月7日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは44病院(新規等18病院、更新26病院)。認定総数は、前回から15病院増加し2,065病院となった<doc15403page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽東京都済生会向島病院(東京都)▽特定医療法人財団大西会 千曲中央病院(長野県)▽一宮市立木曽川市民病院(愛知県)▽関西医科大学香里病院(大阪府)▽医療法人千寿会 道後温泉病院(愛媛県)▽医療法人宮崎博愛会 さがら...
厚生労働省は6月20日付で、2024年度診療報酬改定に関する疑義解釈資料「その9」を地方厚生(支)局などに送付した。同疑義解釈では「ベースアップ評価料」「一般不妊治療管理料」に関するQ&Aを掲載し適切な運用を促している<doc15291page1>。 「ベースアップ評価料」は、疑義解釈「その1」別添2問1で、「ベースアップ評価料による収入について、人事院勧告に伴う給与の増加分に用いて差し支えない」と回答されている。今回の疑義解釈では、ベースアップ評価料による収入が人事院勧告に伴う引き上...
■最新号もくじ(p1~p11参照)<診療報酬改定>2.3%の賃上げへ「ベア評価料」の算定を特設サイトも開設して全医療機関を後押し<医師偏在対策>医師多数県の「地域枠」を少数県に配分診療科選定枠や中堅以降医師の活用も検討<調剤業務の外部委託>大阪に特区創設し「一包化」で実証事業安全確保前提に“対物効率化”で“対人強化”へ<介護報酬改定>「協力医療機関」は3年待たず早期選定を月1回以上の会議、医療必要度高では高頻度に<トピックス>診療録管理体制加算 バック...
厚生労働省が令和6年6月14日に発表した令和6年第23週(6/3-9)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について」によると、全国の定点当たり報告数は3.99。数値としてはまだ低...
医師の時間外労働の上限規制が4月1日に施行されたことを受けて、厚生労働省は各都道府県に6月19日付で事務連絡を出し、大学病院による医師派遣の引き揚げの有無や、救急医療や周産期医療への影響を調査することを伝えた<doc15425page1>。調査は、時間外労働の上限規制が施行された後の実態を把握するため、各都道府県が行う。 調査対象は、時間外労働の上限規制が始まるのに先立って2023年10月-11月に行った準備状況調査(5回目)で、派遣医師の引き揚げなどで診療体制の縮小が見込まれると答え...
群馬県みなかみ町の小学校で行われた定期健康診断で学校医に下半身をのぞかれたと児童などが訴えた問題を巡り、日本医師会の渡辺弘司常任理事は6月19日の定例記者会見で、下腹部の視診を行うことに一定の妥当性はあるとしたものの「一般的な学校の健康診断で児童全員に二次性徴の診察をすることは想定していない」と述べ、事前に保護者への説明が必要だったとの見解を示した。 渡辺常任理事は、思春期特有の病気として通常よりも2-3年早く思春期が始まる「思春期早発症」を挙げ、二次性徴の確認のための診察を行うことに「・・・...
厚生労働省は6月19日付で新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと各都道府県衛生主管部(局)、医薬品医療機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所に通知した。詳細は以下の通り<doc15427page1><doc15427page2>。▽ベネトクラクス/再発または難治性のマントル細胞リンパ腫/アッヴィ▽エンコラフェニブ/BRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌/小野薬品工業▽カナキヌマブ(遺伝子組換え)/既存治療で効果不十分な成人発症スチル病/ノバ...