「 厚生労働省 」一覧
[診療報酬] 後発医薬品、安定供給の評価結果「企業名の公表を」 中医協
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会が6日に開かれ、2024年度薬価制度改革で試行的に導入された後発医薬品メーカーの評価指標に基づく安定供給体制の評価の結果について、企業名を含めて公表するよう求める意見が相次いだ。 24年度の薬価制度改革では、後発医薬品の安定供給を確保できる企業の評価指標に基づき安定供給体制などを企業ごとに評価し、評価結果を活用する仕組みが試行的に導入された。後発医薬品を安定供給できるメーカーを可視化し、その企業の品目を選定しやすくすることが目的<doc17426page3...
[診療報酬] 能登半島の被災地特例措置、来年3月まで延長 中医協
中央社会保険医療協議会・総会は6日、能登半島地震で被災した医療機関や薬局などに適用している診療報酬と保険診療に関する特例措置の期限について、2025年3月末まで3カ月間延長することを決めた。厚生労働省が期限延長の事務連絡を近く出す<doc17451page1>。 被災地特例は、能登半島地震が起きた翌日の1月2日から実施しており、厚労省が9月、期限を24年12月末と設定した<doc17451page1>。 しかし、その後に発生した能登半島の集中豪雨が激甚災害に指定されたことを...
[診療報酬] 地域包括医療病棟入院料など評価見直しの影響を調査へ 中医協
中央社会保険医療協議会は6日、2024年度の診療報酬改定の影響を明らかにするため、分科会が年度内に行う調査の内容を決めた。地域包括医療病棟入院料の新設や急性期医療に対する評価の見直しの影響など7つの調査を実施し、25年3月以降に結果を報告する<doc17449page5><doc17449page16>。 地域包括医療病棟入院料の調査では、届け出を検討中か、届け出を検討したものの見合わせた病院にクリアが困難な基準を聞く。一方、入院料を届け出済みの病院には届け出た理由のほか、...
[感染症] 新型コロナワクチン定期接種の検討呼び掛け 福岡厚労相
福岡資麿厚生労働相は5日、閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの冬の感染拡大に備え、ワクチン定期接種の検討を高齢者などに呼び掛けた。今シーズンの新型コロナワクチンの供給として、同省では計約3,224万回分を見込んでおり、福岡厚労相は「十分な量が供給される見通し」と言及した。 福岡厚労相はまた、▽幅広い医療機関による患者の受け入れ▽高齢者施設による医療機関との連携確保▽平時からの感染対策の徹底-を呼び掛けることや、せき止めなど感染症の対症療法薬を確保するなど、都道府県と連携し新型コロナ対策に・・・...
[人口] 人口動態統計月報 24年6月分 厚労省
厚生労働省は5日、2024年6月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc17583page5>▽出生数/5万5,313人(前年同月比9.9%減・6,065人減)▽死亡数/11万6,489人(3.6%増・4,100人増)▽自然増減数/6万1,176人の減少(1万165人減)●死因別死亡数の上位3位<doc17583page12><doc17583page14>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万794人▽心疾患(高...
[診療報酬] ベースアップ評価料など、地域手当下げても要件満たせば算定可
厚生労働省は5日、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その14)を出し、24年人事院勧告を踏まえて配偶者手当の段階的な廃止や地域手当の引き下げを行い、看護職員処遇改善評価料やベースアップ評価料の対象職員の一部で賃金水準が低下しても、医療機関全体の賃金総額などに関する評価料の要件をクリアすれば算定できるとの考え方を示した<doc17478page3>。 疑義解釈によると、算定に当たって、医療機関全体の賃金改善の総額がそれぞれの評価料を算定して得られる収入の総額以上となるようにする必要...
[診療報酬] 医療DX推進体制整備加算など、疑義解釈「その14」を事務連絡
厚生労働省は11月5日付で、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その14)を地方厚生(支)局などに事務連絡した。同事務連絡では「医療DX推進体制整備加算」「生活習慣病管理料」「看護職員処遇改善評価料およびベースアップ評価料」「妥結率」に関する疑義解釈を示している。 「医療DX推進体制整備加算」については、初診料に往診料を併せて算定する場合も「算定可能」とした<doc17478page2>。 また、「生活習慣病管理料」(I)(II)の加算では、血糖試験紙、固定化酵素電極、測定機器など...