
[医療提供体制] 高額薬剤、効果や適切な使用の検証を 社保審医療保険部会
社会保障審議会・医療保険部会が9月26日に開かれ、高額療養費制度の在り方に関して、高額な薬剤の効果や適切に使用されているかを検証すべきだという意見が出た。医療保険制度の持続可能性を維持するため。 この日の部会では高額療養費制度の在り方もテーマとなり、高額な薬剤に焦点が当たった。佐野雅宏委員(健康保険組合連合会会長代理)は、1カ月間の医療費が1,000万円以上の「高額レセプト」が2024年度は2,328件で、前年度から約8%増加したと説明。また、15年度と比べると6倍超に増え、20年度ごろからは3,...