「 厚生労働省 」一覧

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[介護] 介護保険料の滞納で1万9千人超の資産差し押さえ 介護保険事務調査

 厚生労働省の「介護保険事務調査」の結果によると、2019年度の1年間で介護保険料の滞納によって資産を差し押さえられた人は、1万9,221人に上った。18年度と比べて3,223人増え、データが存在する13年度以降で最も多くなっている(p7参照)(p13参照)。 調査は19年4月に実施。全国1,741の市町村、1,571保険者が対象で、その全てから回答を得ている(p3参照)。調査結果は25日に都道府県や市町村の介護保険担当課のほか、介護保険関係団体に対して厚労省が事務連絡した。 滞納により資産を差し押...

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[感染症] クラスターへの早期対応など、必要な対策を継続すべき 厚労省

 厚生労働省は24日、第9回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院者数については、減少傾向となっていることを指摘。今後の対応については「院内・高齢者施設における施設内感染対策により重症者・死亡者を抑えていくとともに、クラスターが起きた場合の早期対応など、これからも必要な対策を継続すべきである」などとしている(p46~p47参照)。 厚労省によると、16日時点の全国の入院者数は3,754人で、1週間前と比べて420人減っている。受入確保病床数に対する割合(...

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[医薬品] 10月からのワクチンの接種間隔の変更を周知 厚労省

 厚生労働省は24日、ワクチンの接種間隔の規定変更を周知した。異なるワクチンを組み合わせて接種する場合の間隔について、これまで設けていた制限を解除するよう見直す。適用は10月1日付。ただ、注射生ワクチン同士の接種では、従来通り27日以上の間隔を空ける必要がある。 接種間隔に関する現在のルールでは、ヒブワクチンなど不活化ワクチンの接種後6日以上、注射生ワクチンを接種してから27日以上の間隔を置かなければ、次のワクチンを接種することができない(p1参照)。 しかし、10月1日からは、一定のルールを守・・...

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[救急医療] 20年9月14日-9月20日の熱中症による救急搬送は690人 消防庁

 消防庁が24日に公表した9月14日-9月20日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は690人(前年比500人減)。6月1日からの累計は6万3,537人となり、前年同時期と比べ2,477人減少した(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)8人(1.2%)、少年(7歳以上18歳未満)112人(16.2%)、成人(18歳以上65歳未満)189人(27.4%)、高齢者(65歳以上)は381人(55.2%)となった(p3参...

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[感染症] 東京都、医療機関への負担が軽減することなく長期化

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第12回)が24日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数について、増減を繰り返しながら、依然として高い水準であることを指摘。「医療機関への負担が軽減することなく長期化している」との見解を示している(p8参照)。 コメント・意見では、15日から21日までの新規入院患者数が336人、退院者数が150人となっていることや、陽性者以外にも、陽性者と同様の感染防御対策と個室での管理が必要な疑い患者を1日当たり都・...

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[医療提供体制] 看護師の特定行為、業務内容を広告可能に 厚労省が提案

 厚生労働省は24日、医師からの業務移管によって看護師が手順書に従って実施する特定行為(診療の補助)の業務内容について、医療機関がチーム医療や医師の働き方改革の推進の一環として広告できるようにすることを有識者検討会に提案し、おおむね了承された(p29参照)。ただ、広告の際の詳細なルールについては、さまざまな意見が出たため、次回以降の会合で改めて検討する。 医師の時間外労働時間の上限規制が適用される2024年度に向け、各医療機関では医師から他の医療従事者へのタスク・シフティングを進めるなどの・・・...

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[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 20年4月審査分 厚生労働省

 厚生労働省は9月24日、2020年4月審査分の「介護給付費等実態統計月報」を公表した。結果の詳細は以下の通り(p1参照)。【受給者数】●介護予防サービス:▽総数/78万8,100人▽介護予防居宅サービス/77万2,500人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,900人●介護サービス[全体]▽総数/440万人▽要介護1/114万7,800人▽要介護2/108万4,000人▽要介護3/84万7,500人▽要介護4/77万1,400人▽要介護5/54万9,200人[居宅サービス]▽総数/313万7,00...

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[感染症] 風しん新規報告数1人、累計患者数は90人 疫学情報・第37週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは23日、「風しんに関する疫学情報:2020年9月16日現在、第37週(9月7日-9月13日)」を公表した。それによると、東京都から1人の新規報告があった。第1週からの累積患者報告数は、遅れ報告および報告の取り下げがあり、第36週から1人増え90人となった。なお、9月17日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。 5人以上の累積報告数が報告されている都道府県は、東京都(23人)、愛知県(8人)、神奈川県(7人)、兵庫県(7人)、千葉県(6人)、...

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[看護] 訪問看護事業所などの看護職からのチャット相談を受け付け 日看協

 日本看護協会は、訪問看護・介護事業所で働く看護職を対象にした相談支援事業を開始した。感染対策に関する自動応答システムの運用や、専門看護師によるメールでの相談対応を行っている。 自動応答システム「チャットボット」では、介護保険サービスなどに従事する看護職の問い合わせにチャットで回答。訪問看護ステーションや介護事業所で働く看護職は、希望する時間帯に相談できる。 これとは別に、日本専門看護師協議会に所属する専門看護師が、メールで受け付けた相談に対して回答している。 こうした取り組みは、新型・・・...

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[医療提供体制] 専門医機構、「臨床研究医コース」の募集開始 10月7日まで

 日本専門医機構は23日、2021年度の「臨床研究医コース」の専攻医募集を開始した。募集は10月7日までで、同8日から20日にかけて審査を行い、21日に対象となる専攻医へ採用通知を出す予定。 新専門医制度での臨床研究医コースは、これまでの「プログラム制」「カリキュラム制」に加えて新設される研修で、将来の臨床研究医を養成するのが目的。 21年度の定員は40人で、研修期間は7年。対象の専攻医は、開始後2年間は特定の基本領域の臨床研さんを積み、その後の5年間はエフォートの50%以上を研究に充てることになる...

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[医療提供体制] 特定機能病院への19年度の立入検査結果を公表 厚労省

 厚生労働省は18日、特定機能病院に対する立入検査結果(2019年度、86病院)を公表した。原則年1回実施しており、19年度は1病院に対して「不適切な事項」を通知した(p1~p3参照)。 立入検査は、特定機能病院が法令により規定された人員、構造設備を有し、適正な管理を行っているかを検査するもので「不適正な場合は指導等を通じ改善を図ることにより、病院を良質で適正な医療を行う場にふさわしいものとすること」としている(p1参照)。 実施結果(重複あり)に関しては、「口頭指摘事項」のあった病院が81病院で最...

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[医療提供体制] 医師数の適合率は前年度比同率 17年度病院立入検査結果

 厚生労働省は18日、2017年度の「医療法第25条に基づく病院に対する立入検査結果」を公表した。それによると、医療法に基づく標準数に対する医療従事者数の適合率について、16年度との比較では、医師数は同率、看護師・准看護師数および薬剤師数は微減となったことがわかった。適合率は、立入検査を実施した病院数に対する検査項目に適合した病院数の割合。 医療法第25条に基づく立入検査は、病院などが医療法や関係法令が規定する人員や構造設備の基準を満たし、適正な管理を行っているかを都道府県などが確認するもの。17年...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月21日-9月26日

 来週9月21日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)9月23日(水)18:00-20:00 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(Web会議)9月24日(木)10:00-12:00 第15回 医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会(オンライン会議)13:00-15:00 第11回 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(オンライン会議)15:00-17:00 第15回 障害...

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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比9.1%減の442人 厚労省

 厚生労働省は18日、2020年9月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。20年1月1日-8月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り(p1~p4参照)。【死亡災害】●死亡者数:442人(前年同期比44人減・9.1%減)●事故の類型別発生状況▽墜落・転落/112人▽交通事故(道路)/91人▽はさまれ・巻き込まれ/66人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:6万8,870人(159人減・0.2%減)●事故の類型別発生状況▽転倒/1万6,786人▽墜落・転落/1万1,721人▽動作の反動・...

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[インフル] インフルエンザの発生状況 20年第37週(9月7日-9月13日)

 厚生労働省は18日、2020年第37週(9月7日-9月13日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告(p2参照)(p6参照)▽定点当たり報告数(全国):0.00(前年同期1.17)▽報告患者数(全国):4人(5,738人)▽都道府県別定点当たりの報告数:千葉県/2人、京都府・兵庫県/各1人▽入院患者の届出数:0人●インフルエンザ様疾患発生報告(p4参照)▽患者数:5人▽休校:0施設▽学年閉...

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[医薬品] 新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省

 厚生労働省は18日付で、希少疾病用医薬品として新たに6医薬品の指定と1医薬品の指定取消しについて、都道府県に通知した。指定取消しとなった医薬品は、「andexanet alfa」(ブリストル・マイヤーズスクイブ)。同医薬品については、製造販売承認が承継されたことに伴う対応(p1参照)。 新たに指定された医薬品は以下の通り(p1~p2参照)。▽andexanet alfa/直接作用型第Xa因子阻害剤(アピキサバン、リバーロキサバンまたはエドキサバン)投与中の患者における、生命を脅かす出血または止血困...

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[感染症] 感染性胃腸炎が3週連続で増加 感染症週報・第36週

 国立感染症研究所は18日、「感染症週報 第36週(8月31日-9月6日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p6参照)(p25~p27参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/2週連続で増加▽RSウイルス感染症/0.06(0.03)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.17(0.15)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.58(0.52)/前週から増加▽感染性胃腸炎/1.94(1.81)/3週連続で増加▽手足口病/0.15(0.14)/前週から増...

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[労働衛生] 過労死等防止啓発月間、長時間労働の是正で監督指導も 厚労省

 厚生労働省は17日、11月の「過労死等防止啓発月間」の期間中に、シンポジウムを開催したり、過重労働解消のキャンペーンを実施したりすると発表した。過労死などにつながる過重労働などへの対応については、長時間労働の是正や賃金不払残業の解消に向けた重点的な監督指導を実施する。 「過労死等」には、業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡に加え、業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡などが該当する。 期間中は、過労死などを防止する活動を行う民間団体・・・...

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[感染症] 東京都、コロナ入院患者数急増への厳重な警戒が必要

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第11回)が17日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数について、増減を繰り返しながら、依然として高い水準であることを指摘。「今週、新規陽性者数及び接触歴等不明者数の増加比が100%を超えたことで、入院患者数が急増することへの厳重な警戒が必要である」との見解を示している(p8参照)。 コメント・意見では、8日から14日までの新規入院患者数が432人、退院者数が218人となっていることや、陽性者以外にも、...

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[診療報酬] 中医協総会、看護必要度の経過措置延長で小塩会長が対応を説明

 中央社会保険医療協議会は16日、診療報酬基本問題小委員会と総会を開催した。総会では、▽2020年度診療報酬改定の効果検証として「入院医療等の調査・評価分科会」が実施する調査の内容▽医療機器の保険適用▽先進医療会議からの報告▽被災地の特例措置-など全ての議題を異論なく了承した。また、小塩隆士会長(一橋大学経済学部教授)は、前々回総会で会長預かりとした新型コロナウイルス感染症に関する「重症度、医療・看護必要度」の経過措置延長などについての対応を説明、了承された(p1参照)。 診療報酬基本問題小委・・・...

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[先進医療] 新規共同実施と先進医療で各1技術を了承 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は16日、先進医療会議で「適」と評価されている先進医療Aの新規共同実施に係る申請1件と、「条件付き適」と評価された先進医療A該当技術1件を了承した。詳細は以下の通り。【先進医療A(新規共同実施)】●細胞診検体を用いた遺伝子検査/適応症等:肺がん/申請医療機関(委託医療機関):宮城県立がんセンター/受託医療機関:自治医科大学附属病院(p22参照)【先進医療A】●胃粘膜下腫瘍に対する内視鏡切除/適応症等:胃粘膜下腫瘍/申請医療機関:大阪国際がんセンター(p17参照)・・・...