「 厚生労働省 」一覧
[診療報酬] 適時調査、「重点的調査」に医療DX推進体制整備加算など
厚生労働省は27日、医科(病院、診療所)、歯科、薬局を対象とした、適時調査実施の要領、調査書を公表した<doc15379page3>。「重点的に調査する施設基準」には、2024年度診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」「リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算」「地域包括医療病棟入院料」などが挙がっている<doc15382page2>。 「医療DX推進体制整備加算」については、▽オンライン資格確認を行う体制を有している▽マイナ保険証の利用率が一定割合以上であ...
[経営] ドラッグストアの販売総額は7,308億円、前年同月比6.6%増 経産省
経済産業省は6月27日、2024年5月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc15588page11>。●販売額▽総額/7,308億円(前年同月比6.6%増)▽調剤医薬品/678億円(9.2%増)▽OTC医薬品/836億円(6.6%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/420億円(1.9%減)▽健康食品/228億円(1.0%増)●店舗数:1万9,314店(3.3%増)・・・...
[医療提供体制] 退院患者の外来で「処方漏れ」注意呼び掛け 評価機構
日本医療機能評価機構は6月27日、2020年1月-23年12月に報告された医療事故やヒヤリハットの事例を分析した医療事故情報収集等事業の報告書を公表した。入院後の医療機関の外来での処方間違いは13件あり、処方漏れがうち9件と最も多かった<doc15587page24>。 処方漏れの9件の内訳は、自診療科の薬が5件、入院中に開始した他診療科の薬と、他院で処方されていた薬が2件ずつだった。処方が漏れた薬は抗凝固薬や免疫抑制薬、利尿薬、ステロイドなど<doc15587page24>...
[医療提供体制] 美容医療のルール見直しの検討開始 厚労省
やけどや皮膚障害など、美容医療に関する健康被害の相談が増えていることを受けて、対応策を議論する厚生労働省の「美容医療の適切な実施に関する検討会」が6月27日、初会合を開いた。美容医療の適切な実施を促し、不適切な診療への引き締めを強化するためのルールの見直し案を年内にも取りまとめる。 「眼瞼形成」や「ボトックス注射」などの美容医療を巡っては、施術の幅の広がりやオンライン診療の普及などでハードルが下がり、実施が増え、皮膚の障害ややけどなど健康被害を受けた利用者からの相談が増えている。 しか・・・...
[診療報酬] 特定集中治療室管理料、170病院が変更 日病調査
2024年度の診療報酬改定に伴い「特定集中治療室管理料」の届け出を少なくとも170病院が変更し、平均で1,916.1万円の減収になる見通しであることが日本病院会の緊急調査で分かった<doc15586page12>。また、管理料1-4からの変更や取り下げを行った病院のほとんどが、治療室の専任医師が宿日直勤務を行っていることを理由に挙げた<doc15586page9><doc15586page10>。 調査は、23年6月現在で特定集中治療室管理料を届け出ている全国の...
[医療改革] 厚生労働省国際戦略推進本部、第1回会議を開催 厚労省
厚生労働省は6月27日、武見敬三厚生労働相を本部長とする「厚生労働省国際戦略推進本部」の第1回会議を開催した。武見厚労相は国際保健戦略の具体的な公表時期について「現在、調整中」としながらも「概算要求の方向性がまとまる8月下旬頃を目処に取りまとめたい」と表明した。 同会議では「国際保健戦略の骨子」(案)が示され、具体的な取り組みとして、▽「UHCナレッジハブ」の創設▽創薬基盤強化の国際戦略▽国立健康危機管理研究機構(JIHS)とASEAN感染症対策センター(ACPHEED)との連携強化▽インド太平洋...
[医療改革] ヘルスケア分野のスタートアップで25の提言
ヘルスケア分野でのスタートアップの支援策などを話し合う厚生労働省のプロジェクトチーム(PT)は6月27日、総論やバイオ・再生、医療機器・SaMD、医療DX・AI、介護テックの5領域にわたる25の提言を盛り込んだ報告書をまとめ、武見敬三厚労相に提出した。武見厚労相は、「極めて重要な報告書を受け取った」と述べ、「この提言をいかに実現していくかが重要な課題になる」とし、スタートアップ新興に関する政策の推進に力を尽くす考えを示した。 報告書では、医療系ベンチャーの伴走支援を行う「MEDISO」の機能・体制...