「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] 「出産なび」への情報掲載、99.9%の分娩施設が同意

 全国の分娩取り扱い施設のサービスや費用などの情報を提供するウェブサイト「出産なび」について対象施設の99.9%が掲載に同意していたことが11日、厚生労働省の集計で明らかになった。サイトを開設した5月30日から6カ月間で閲覧数が約200万PVになった<doc18005page4>。 「出産なび」への情報掲載の対象となるのは、2023年度に分娩の取り扱い実績が21件以上あり、出産育児一時金の直接支払制度を利用して分娩の取り扱いを継続している施設。また、分娩実績が20件以下の施設や直接支払制...

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[医療提供体制] 医師過多区域での不指定「筋が違う」 日医会長

 日本医師会の松本吉郎会長は11日の定例記者会見で、外来医師が過多な区域での開業に当たり、地域で不足する医療の提供を拒む医療機関の不指定や指定の取り消しが厚生労働省で検討されていることに対し、「筋が違う話だ」と苦言を呈した。 一方で松本会長は、特定の地域に限らず医療機関が地域に根差した医療を提供することは必要だと主張。日医として、初期救急や在宅、入院、学校保健など各地域に必要な医療を担うよう医療機関に引き続き働きかけていく考えを示した。 「外来医師過多区域」の不指定や指定の取り消しについ・・・...

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[介護保険] 保険給付費の総額は9,634億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は11日、2024年9月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc18147page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/9,634億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,684億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,557億円▽施設サービス分/2,909億円●第1号被保険者数:3,590万人●要介護(要支援)認定者数:719.8万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.7%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...

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[社会福祉] 障害福祉の行政処分、全国統一の基準策定を要請

 全国20の政令指定都市で構成される指定都市市長会は11日、障害福祉サービスの事業者に対する行政処分の基準や量定の考え方を全国統一するよう厚生労働省に求めた<doc18028page1>。行政処分によるペナルティーが自治体によって異なることを理由とした行政訴訟を抑えるため。介護保険施設への行政処分では統一の考え方が示されており、同様の対応を求める要望書を厚労省に提出した。 同市長会は要望書で、各自治体で独自の処分基準や量定に基づき行政処分の判断を行っているが、統一の考え方がないことで処分...

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[医療提供体制] 都道府県に「医師偏在是正プラン」策定求める方針示す

 厚生労働省は10日、各都道府県に「医師偏在是正プラン」(仮称)の策定を求める方針を「新たな地域医療構想等に関する検討会」で示した。偏在対策として重点的な支援が必要な区域などを都道府県が選定。2026年度までに全ての都道府県での策定を目指す<doc17963page6>。 厚労省が示した案によると、都道府県は「重点医師偏在対策支援区域」(仮称)を設定。具体的には、厚労省が示した候補区域を参考に、それぞれの地域の実情や医師偏在指標、可住地面積当たり医師数、住民の医療機関へのアクセスなどを考...

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[医療提供体制] 外来医師過多区域の新規開業、規制強化へ 医師偏在対策

 厚生労働省は10日、医師偏在対策の取りまとめ案を省内の検討会に示し、了承された。規制的手法と経済的インセンティブなどを組み合わせた内容で、規制的な手法では、医師が特に過剰な「外来医師過多区域」での新規開業への規制を強化する。 厚労省は当初、在宅など地域に不足する医療の提供を診療所に都道府県が要請や勧告を行い、開業後、それに従わない場合は指定の見合わせや取り消しを想定していた。これには、日本医師会などの強い反対があった。また、憲法上の職業選択の自由や営業の自由に抵触する恐れがあるとして「・・・...