「 厚生労働省 」一覧
[労働衛生] 2024年版「男女共同参画白書」を公表 内閣府
内閣府は14日、2024年版「男女共同参画白書」を公表した。24年版では特集として「仕事と健康の両立-全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて-」を作成。特集の冒頭で「社会全体で女性活躍の機運を醸成し、多様性を確保していくことは男女ともに自らの個性と能力を最大限に発揮できる社会の実現のために不可欠」として、女性活躍・男女共同参画の実現に向けた取組みについて「一層推進していく必要がある」と記載している<doc15166page19>。 白書の特集「仕事と健康の両立」には、全ての...
[医療改革] 後発医薬品業界の再編は「待ったなし」 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は14日に開いた記者会見で、後発医薬品業界の再編についての質問を受け「業界再編は待ったなしだと考えている」と言及した。また、「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」の報告書に記載された、「企業間連携を後押しするための金融・財政措置」<doc14983page27>についても触れ、「独占禁止法との関係整理や金融・財政措置など、関係省庁と緊密に連携し業界再編に必要な整理を進めていきたい」と金融・財政措置の可能性を示唆した。 業界の再編、将来像...
[診療報酬] 身体拘束を最小化する取り組みの強化、影響を把握へ 厚労省
厚生労働省は14日、医療機関での身体拘束を最小化する取り組みの強化を入院料の通則で規定した影響について、入院・外来医療などの調査で把握する方針を中央社会保険医療協議会「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で示した。 2024年度の診療報酬改定では、入院料の通則に▽身体拘束を最小化する取り組みの強化▽栄養管理体制の基準の明確化▽人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進-が新たに追加された<doc15300page3>。 身体拘束の最小化の基準としては、「患者や他の患者等の生命や身体...
[感染症] 全国報告数1万9,719人、前週から2,318人増 新型コロナ
厚生労働省は14日、2024年第23週(6月3日-6月9日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は1万9,719人で前週から2,318人の増加となった<doc15146page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc15146page2>▽定点当たり(全国):3.99▽報告数(全国):1万9,719人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):東京都/1,707人、神奈川県/1,518人、北海道/1,488人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の...
[診療報酬] 24年度診療報酬改定による賃上げ、実施状況把握へ 中医協
厚生労働省は14日に開催された中央社会保険医療協議会「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、2024年度の診療報酬改定による医療機関などでの賃上げの実施状況を把握する方法を提示した。ベースアップ評価料の新設や、初再診料と入院基本料などの引き上げによる賃上げが適切に実施されているかを検証する<doc15301page2>。 新設されたベースアップ評価料は、看護職員や病院薬剤師などの医療関係職種の賃上げに充てられ、原則としてその対象から除外される40歳未満の勤務医や勤務歯科医、事務職員な...
[介護] 外国人介護人材確保へ新事業開始 東京都
東京都は14日、外国人介護人材のさらなる受け入れを目的とした新事業「かいごパスポートTokyo」(通称:KaiTo)を開始した。海外への魅力発信や都内の介護事業所とのマッチングの取り組みを促進するとともに、新たに特定技能外国人介護人材を受け入れる際に発生する人材紹介にかかる経費を補助する。 海外に向けた24年度の取り組みとしては、7月27-28日にインドネシアのジャカルタで開催される「2024 日本留学・就職フェア」へのブース出展を行うほか、14日に開設した海外在住の外国人向け専用ホームページ「K...
[介護保険] 保険給付費の総額は8,940億円 介護保険事業状況報告・厚労省
厚生労働省は14日、2024年3月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc15252page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/8,940億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,299億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,455億円▽施設サービス分/2,754億円●第1号被保険者数:3,589万人●要介護(要支援)認定者数:708.3万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.4%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...
[医療提供体制] 血管造影・IVRでの補助行為、臨床検査技師なども可能
厚生労働省は、血管造影・画像下治療(IVR)での医師の補助行為について、心臓・血管カテーテル検査や治療に従事する臨床検査技師や臨床工学技士なども清潔区域への立ち入り方法に関する十分な指導を医師や看護師から受ければ実施することができるとの考え方を医療関係団体などに示した。 血管造影やIVRでの医師の補助を巡っては、厚労省が2021年9月に出した通知で実施可能な医療関係職種などを明確化していた。具体的には、▽カテーテルやガイドワイヤーなどを使用できる状態に準備する▽カテーテルなどを医師に手渡しする▽カ...