「 厚生労働省 」一覧
[看護] 指定訪問看護事業者のオンライン資格確認の導入推進でリーフレット
厚生労働省は指定訪問看護事業者のオンライン資格確認(居宅同意取得型)の導入推進に向けたリーフレットを作成し、同資料の送付を事前に周知する事務連絡を訪問看護関連団体に出した<doc15323page1>。 指定訪問看護事業者でのオンライン請求やオンライン資格確認は、6月1日に運用が始まり、12月2日から義務化される。それを踏まえ、厚労省はオンライン資格確認の義務化や導入までのプロセスなどを説明したリーフレットを作成した。リーフレットは、社会保険診療報酬支払基金から医療保険の指定訪問看護事...
[医療改革] 医師の研鑽を阻害する「働き方改革」はNG 全自病新会長
全国自治体病院協議会(全自病)の新たな会長に就任した望月泉氏は13日、定時総会と理事会後の記者会見で、医療水準の維持や向上のために欠かせない医師の研鑽を阻害するような「働き方改革」であってはならないと述べた。また、医師の時間外労働の上限規制が適用されたことで医療提供体制にどのような影響が出ているかについて、夏から秋にかけて調査する方針も明らかにした。 望月氏は、労働者とされている研修医には「学習者」としての側面もあるとして、成長に必要な研鑽や経験を研修医が積むことの重要性を強調した。そ・・・...
[人事] 全国自治体病院協議会の新会長に望月泉氏
全国自治体病院協議会は13日、定時総会と理事会を開き、新たな会長に副会長の望月泉氏(八幡平市病院事業管理者兼八幡平市立病院統括院長)を選任した。就任は同日付。前会長の小熊豊氏は名誉会長に就任した。 副会長には、▽松本昌美氏(南和広域医療企業団副企業長)▽小阪真二氏(島根県立中央病院長)▽野村幸博氏(総合病院国保旭中央病院長)▽吉嶺文俊氏(新潟県立十日町病院長)-の4人が就任した<doc15294page1>。いずれも就任は13日付で、任期は2年。・・・...
[介護] 「ケアテック」企業への開発支援を自民党に要望 介事連
全国介護事業者連盟(介事連)の斉藤正行理事長は13日、自由民主党のケアテック活用推進議員連盟の会合に出席し、企業に対する開発支援や、現場ニーズを把握するためのマッチング支援を求める提言を行った。 ケアテックは「Care(介護)」と「Technology(科学技術)」を掛け合わせた造語。介事連によると、介護現場の生産性の向上に効果的なケアテック製品・サービスの開発が日進月歩で進んでいるという。 ただ、ケアテック企業の新規参入が相次ぐ中、レベルが不十分な企業も多いといい、介事連は、ケアテック企業に対す...
[診療報酬] マイナ保険証の利用実態聞き取りへ 厚労省方針
「医療DX推進体制整備加算」に組み込まれたマイナ保険証の利用実績の要件を設定する際の判断材料にするため、厚生労働省は12日、医療機関や薬局から利用実態をヒアリングする方針を中央社会保険医療協議会・総会に示した<doc15111page1>。 厚労省の実施案によると、ヒアリングは病院・医科診療所・歯科診療所・薬局10カ所程度ずつを対象に6月中に始める。マイナ保険証の利用状況、患者の利用を促すための働き掛けや課題などを聞き取り、中医協へ7月中旬に結果を報告する<doc15111pag...
[診療報酬] 24年度診療報酬改定の検証へ、特別調査実施案を了承 中医協
中央社会保険医療協議会は12日の総会で、2024年度診療報酬改定に関する特別調査の実施案を了承した。働き方改革を後押しする医療DXや、新設された精神科地域包括ケア病棟入院料をはじめとする精神医療など診療報酬上の対応について実施状況を把握し、改定の結果や影響を検証する。 調査は24年度と25年度に行われる。調査項目はほかに、▽在宅医療や在宅歯科医療、在宅訪問薬剤管理、訪問看護▽後発医薬品の使用促進策▽かかりつけ薬剤・薬局の評価を含む調剤報酬改定-など、計7項目で実施状況などを調べる・・・...
[先進医療] 先進医療AおよびBの技術、計5件を承認 中医協
中央社会保険医療協議会・総会は12日、先進医療会議で総評が「適」と判断された、先進医療Aの1件および先進医療Bの4件、合計5件の技術を承認した。詳細は以下の通り<doc15110page1>。【先進医療A】▽技術名:子宮腺筋症病巣除去術▽適応症等:子宮温存を希望する、もしくは妊孕能温存を希望する子宮腺筋症患者▽申請医療機関:東京大学医学部附属病院【先進医療B】▽技術名:食道表在癌に対するアルゴンプラズマ併用高周波凝固焼灼療法/適応症等:食道表在癌/申請医療機関:北海道大学病院▽技術名:...