「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] 長期収載品の選定療養、患者負担引き上げで議論 社保審

 厚生労働省は6日の社会保障審議会・医療保険部会で、長期収載品の選定療養における患者負担の更なる引き上げを議題に挙げた。現在、患者希望で長期収載品を使用した場合、長期収載品と後発医薬品の価格差の4分の1相当が患者負担となっているが、厚労省は同水準を「価格差の2分の1、4分の3または1分の1に引き上げる」と具体的な方向性を提示した<doc22347page18>。 厚労省は、長期収載品の選定療養の対象となったレセプト件数が2024年11月において、約368万件(全体の4.9%)で、「特別の...

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[医療改革] 長期収載品の患者負担引き上げを提案 医療保険部会で厚労省

 社会保障審議会・医療保険部会は6日、薬剤給付の在り方について議論した。選定療養対象である患者希望の長期収載品の使用では、厚生労働省が現行は先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当とされている患者負担の引き上げを論点として提示した。 調剤医療費の分析データによると、後発医薬品の使用割合(数量ベース)は2024年10月の長期収載品の選定療養化を境にそれまでの80%台から90%以上に上昇。後発医薬品の使用促進に一定の効果があったとみられているが、その後は横ばいでの推移が続いている・・・...

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[医療提供体制] 「2025年度の日本病院会の取組」、5項目の具体的要望を提出

 日本病院会は6日、「『2025年度の日本病院会の取組』に関する具体的な要望」を上野賢一郎厚生労働相に提出した。要望書には全国多くの病院が直面する問題点の改善と国民に適切な病院医療を安定的に提供するため、「病院の経営支援として緊急に財政出動を要望」「入院基本料の引上げ(最低10%以上)を要望」などの5項目を盛り込んだ。要望書は、相澤孝夫会長が森光敬子・医政局長と間隆一郎・保険局長に手渡した。5項目の概要は以下の通り。(1)病院の経営支援として緊急に財政出動を要望=▽病床数適正化支援事業(25年4月1...

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[医薬品] 新医薬品16成分19品目の薬価収載を了承 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は5日、新医薬品16成分19品目の薬価収載を了承した。薬価収載日は11月12日。主な収載品目は以下の通り<doc22303page1>。●催眠鎮静剤、抗不安剤/ドルミカムシロップ2mg(mL)/丸石製薬/ミダゾラム/麻酔前投薬/原価計算方式/有用性加算(II)5%、特定用途加算10%、新薬創出等加算/0.2%1mL:1,117.80円●その他の中枢神経系用薬/ナルティークOD錠75mg/ファイザー/リメゲパント硫酸塩水和物/片頭痛発作の急性期治療および発症抑...

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[診療報酬] 26年度診療報酬改定、がん対策など議論 中医協

 中央社会保険医療協議会は5日に総会を開き、個別事項(その5)を議題に、「がん対策」などについて、論点を示して議論した。 外来化学療法については、皮下注射で投与可能な抗悪性腫瘍剤が上市され、治療時間の短縮などの患者メリットが期待される一方で、静注製剤と同様に重篤な副作用(SAE)が発生するものが存在する点などを踏まえ、悪性腫瘍の患者に対する外来での安心・安全な化学療法の実施を推進する観点から、十分な体制下で行われる皮下注射による外来腫瘍化学療法を外来腫瘍化学療法診療料の算定対象とすることを・・・...