「 厚生労働省 」一覧
[医療提供体制] 厳しい病院経営への支援、年度内に要望へ 日病協
日本病院団体協議会(日病協)は24日の代表者会議で、物価や人件費の上昇などで病院の経営が厳しいため厚生労働省などに支援を求めていくことで一致した。現在実施中の経営状況に関する調査を踏まえて支援の内容を固め、年度内の要望を目指す。 代表者会議後の記者会見で、望月泉副議長(全国自治体病院協議会会長)が明らかにした。 調査は、日病協に加盟する日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会、日本慢性期医療協会、全国自治体病院協議会を中心に、23日から2月6日まで実施する。各団体の・・・...
[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 24年6月審査分 厚生労働省
厚生労働省は24日、2024年6月審査分の「介護給付費等実態統計月報」を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc18532page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/94万1,700人▽介護予防居宅サービス/92万4,800人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,400人●介護サービス[全体]総数/483万9,900人▽要介護1/128万5,000人▽要介護2/116万5,600人▽要介護3/93万2,800人▽要介護4/88万9,200人▽要介護5/56万7,300人[居宅サ...
[医療提供体制] 医療費の地域差データなど、国が都道府県に提供へ 財務省
財務省は、2024年度の予算執行調査を踏まえた国の事業の改善状況をまとめた。厚生労働省分のうち、医療関連では第4期医療費適正化計画(29年度まで)に沿った都道府県の取り組みを後押しするため、1人当たり医療費の地域差や診療報酬改定の影響などのデータを国が提供する<doc18660page21>。 また、第4期の計画に基づく取り組みの好事例を横展開し、医療費の適正化を後押しする。さらに、都道府県独自の取り組みを促すため、抗菌薬の処方の見直しなど「こどもの医療の適正化」を25年度の保険者努力...
[医療提供体制] 石破首相「オンライン診療推進」施政方針演説
第217回通常国会が24日召集され、石破茂首相は衆参両院の施政方針演説で、患者が遠方の医療機関まで行かなくてもオンラインで適切な診療を受けられる体制の整備や、医療機関による電子カルテ情報の共有を進める考えを示した。 医療分野ではまた、入院だけでなく外来・在宅医療や介護との連携を含む新たな地域医療構想を策定し、地域での協議を促す。政府は、医師の偏在対策を総合的に進めるための関連法案を提出する。 石破首相は、医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える高額療養費制度について、自己負担の・・・...
[人口] 人口動態統計速報 24年11月分 厚労省
厚生労働省は24日、2024年11月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc18531page2>。▽出生数/5万7,939人(前年同月比7.2%減・4,489人減)▽死亡数/13万3,177人(0.5%減・646人減)▽自然増減数/7万5,238人の減少(3,843人減)▽婚姻件数/5万3,702件(4.3%増・2,194件増)▽離婚件数/1万4,281件(3.5%減・521件減)・・・...
[健康] 駅が遠く車の利用ない高齢者、うつリスク1.6倍 千葉大
千葉大学予防医学研究センターの松本一希特任研究員と花里真道准教授などの研究チームは1月24日、公共交通機関へのアクセスとうつとの関連の調査結果を発表した。車を利用していない高齢者で「徒歩圏内に駅やバス停がある」と答えた人と比較して「ない」と答えた人は、3年後に1.6倍うつになりやすいことが示された<doc18615page1>。 日本老年学的評価研究(JAGES)のデータを用いて、25市町に住む高齢者4,947人を2016年から3年間追跡した。16年時点でうつ症状のない、またはうつ病の...
[医療提供体制] 救急車の搬送者数が過去最多更新、23年 総務省消防庁
総務省消防庁は24日、2023年に救急車で搬送された人は前年比42万4,137人(6.8%)増の664万1,420人で、集計を始めた1963年以来、過去最多を更新したと発表した<doc18529page1>。 また、119番通報を受けてから救急車が現場に到着するまでの所要時間(平均)は前年比0.3分減の10.0分、通報から医師に引き継ぐまでの所要時間(同)は約1.6分減り、約45.6分だった<doc18529page1>。 新型コロナ禍前の2019年に比べ、現場到着までの所...