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[医療提供体制] 967病院の経常利益率マイナス1.3%に 3団体調査
日本病院会など3団体は18日、「病院経営定期調査」の最終報告(概要版)を公表した。回答があった967病院の2023年度の経常利益率は100床当たりマイナス1.3%で、前年度のプラス4.9%から赤字に転落した<doc17661page8>。 3団体の経営調査では、近年は増収減益の傾向が続いていたが、24年度は減収減益の傾向に転じることも想定されると指摘した<doc17661page6>。1,215病院による24年6月の外来診療収益が前年同月から1病院当たり4.94%減った上に...

[医療提供体制] 病院の経常収支、5つの開設主体全て赤字に 日病など3団体
日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会が合同で行った2024年度の病院経営定期調査では、同年6月単月での病院の経常収支は国・自治体・医療法人など5つの開設主体の全てで赤字だった<doc17661page11>。 1,043病院全体での経常利益率は100床当たりマイナス5.5%で、前年同月から3.2ポイント赤字幅が拡大した<doc17661page10>。新型コロナや水道光熱費関連の補助金が大幅に減少した上に本業の医業収入も1.5%減り、減収減益だった<doc17...




[診療報酬] 薬価の中間年改定の廃止求める 日米欧製薬3団体
日本製薬工業協会と米国研究製薬工業協会、欧州製薬団体連合会の3団体は15日、2025年度も含めた薬価の中間年改定の廃止を求める共同声明を出した<doc17610page2>。 24年度の薬価制度改革では新薬創出等加算の適用基準が緩和された。共同声明では、革新的な新薬の特許期間中の薬価が維持できると歓迎した。一方、革新的な医薬品の約半数が毎年の薬価引き下げの対象となり得る状況が続くことへの懸念を示した<doc17610page2>。 25年度の中間年改定では、新薬創出等加算の...


[医療改革] 地域偏在対策、「ディスインセンティブはNG」國土構成員
全世代型社会保障構築会議が15日に開かれ、國土典宏構成員(国立国際医療研究センター理事長)は、医師のキャリア形成や子育てと地域偏在の是正を両立させるには経済的なインセンティブ措置が必須で、いわゆる「ディスインセンティブ」であってはならないとする見解を示した<doc17621page1>。 國土構成員はまた、診療科の医師偏在対策でも経済的なインセンティブ措置が重要だとしている<doc17621page1>。 國土構成員によると、外科系の中でも消化器外科では医師の高齢化と減少が...

[医療提供体制] 解熱鎮痛剤、昨年以上の出荷量確保「可能」 福岡厚労相
福岡資麿厚生労働相は15日の閣議後の記者会見で、一部の薬局や医療機関で入手が困難な状況となっている解熱鎮痛剤などについて、「製薬企業からは昨年同期以上の出荷量を確保可能であることを確認している」と述べた。また、手に入りにくい状況となった医療関連者については、厚労省の供給相談窓口を活用するよう呼び掛けた。 福岡厚労相は、一定程度の増産の余力があることをメーカーに確認していることも明らかにした。 一方、医療用医薬品の供給状況については、9月時点で全体の約19%の品目が限定出荷・供給停止の状況・・・...

[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 11月18日-11月23日
来週11月18日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。11月18日(月)18:00-20:00 第18回 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議11月19日(火)未定 閣議15:30-17:30 第1回 国立研究開発法人審議会 国立健康危機管理研究機構評価準備部会11月20日(水)18:00-20:00 第12回 新たな地域医療構想等に関する検討会16:00-18:00 第168回 先進医療技術審査部会11月21日(木)16:00-18:00 第55回 患者申出療養評価会...