「 厚生労働省 」一覧

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[診療報酬]選定療養に後発品促進の一定効果、患者負担を最大4倍まで引き上げか

「長期収載品の選定療養」における患者負担の見直しが検討されている。厚生労働省は、現行の「後発医薬品との価格差の4分の1」から、負担率を「2分の1」、「4分の3」、「全額」とする3案を提示している。■選定療養導入で後発品割合は約91%へ後発医薬品のある先発医薬品、いわゆる長期収載品の「選定療養」は2024年度診療報酬改定で導入され、同年10月に施行された。医療上の必要性などの事情がなく、単に患者希望で長期収載品を処方・調剤する場合、後発医薬品との差額の4分の1相当分を「特別の料金」として患者が負担する...

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[医療提供体制] 診療科偏在の解消へ 「アクセス確保の観点」から遠隔医療を活用

 医師偏在対策における診療科偏在の解消に向けて、厚生労働省は「担い手確保の観点」など、新たに3つの視点での検討を進めることを提案している。次期医師確保計画では、医師少数区域の設定に「地理的要素」を反映させる考えも示された。■医師数の伸びが緩慢な「総合診療・外科」にも対応 2024年12月に「医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージ」が取りまとめられ、その内容を盛り込んだ医療法改正案が25年通常国会に提出された。現在は成立が見送られているが、厚労省の検討会では法案成立を見据えた議論が進められて・・...