「 厚生労働省 」一覧

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[診療報酬] 訪問看護の回数、利用者に応じず「一律決定」認めない 厚労省

 訪問看護の一部の事業者が利用者への過剰訪問などにより、診療報酬を不正に請求していたとされる問題を巡り、厚生労働省は利用者の状態にかかわらず一律に回数を定めて訪問看護を行うことは認められないとする事務連絡を都道府県などに出した<doc17316page1>。不正請求の問題を受けて事務連絡を発出したのは初めて。 訪問看護について厚労省は、従来から通知で「漫然かつ画一的なものにならない」など取扱方針を示し、事業者への運用を求めてきた。しかし、今年に入り、精神科の訪問看護をはじめ、難病や末期が...

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[感染症] A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎など増加に転じる

 国立感染症研究所は21日、「感染症週報 第40週(9月30日-10月6日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc17269page6><doc17269page28>。▽インフルエンザ/0.77(前週0.63)/第34週以降増加が続いている▽新型コロナウイルス感染症/3.07(3.58)/第35週以降減少が続いている▽RSウイルス感染症/0.33(0.37)/第37週以降減少が続いている▽咽頭結膜熱/0.24(0.23)/前週から増...

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[感染症] 新型コロナワクチン、高齢者の接種を強く推奨 関連3学会

 日本感染症学会など3学会は、この冬の新型コロナウイルス感染症の流行に備えるため高齢者に対するワクチンの定期接種を強く推奨するとの見解を公表した。また、レプリコン型のワクチンを巡ってSNSなどで懸念されている、被接種者から周囲の人に伝播する「シェディング」と呼ばれるリスクはないと否定している<doc17310page6>。 見解は、日本感染症学会と日本呼吸器学会、日本ワクチン学会が連名で出した。新型コロナについて、夏の流行は収束しつつあるが、「冬には再び大きな流行が予想される」と指摘。高...

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[医療機関] 機能評価の認定総数2,098病院、新規15病院 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は21日、10月4日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは50病院(新規15病院、更新35病院)。認定総数は、前回から12病院増加し2,098病院となった<doc17323page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽医療法人横浜未来ヘルスケアシステム よこすか浦賀病院(神奈川県)▽医療法人財団明理会 明理会中央総合病院(東京都)▽社会福祉法人ワゲン福祉会 総合相模更生病院(神奈川県)▽医療法人徳洲会 茅ヶ崎徳洲会病院(神奈川県)...

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[医療提供体制] 医薬品供給状況の調査項目に「出荷量の増減見込み」追加へ

 医療用医薬品の限定出荷や供給停止の解消につなげるため、厚生労働省は日本製薬団体連合会が実施している医薬品の供給状況に関する調査に、「今後の出荷量の増減」や「達成時期」の見込みの項目を追加する案について、21日に開催された「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」に示し、おおむね了承された<doc17232page5>。 これにより、医薬品の製造販売業者が他社の出荷状況や今後の見込みを事前に把握できるようになり、限定出荷の解除を検討可能にする。さらに、見込みを含めて出荷状況や出荷量に...

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[医療提供体制] 安定確保医薬品を見直す方針示す、品目数は増加へ 厚労省

 厚生労働省は21日、医療上必要不可欠で切れ目のない供給のために、特に配慮が必要とされる安定確保医薬品を見直す方針を「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」に示した。2021年に安定確保医薬品を選定した時と同様、個別品目の選定と優先度に応じたカテゴリ分類をワーキンググループで行うこととし、品目数は現在の506成分より増やす考え<doc17231page2><doc17231page6>。 安定確保医薬品の506成分は、▽最も優先して取り組みを行う「Aカテゴリ」21成分▽...