
「 厚生労働省 」一覧



[介護] 24年度介護報酬改定、訪問介護の重点的な検証求める意見相次ぐ
厚生労働省は12日に開催した社会保障審議会・介護給付費分科会の会合で、2024年度介護報酬改定の効果検証と調査研究に関する24年度調査の案を示した。地域の実情や事業所の規模を踏まえた持続的な介護サービスの提供に関する実態調査では、訪問介護事業所について重点的な検証を求める意見が相次いだ。 介護サービスの提供に関する実態調査では、訪問系や通所系、居住系、施設系のサービスなど全国の介護事業所約2万カ所と、都道府県や市区町村、広域連合を対象に調査票によるアンケートを実施する<doc16735pag...






[看護] 看護師特定行為の研修機関に14施設を新規指定 厚労省
厚生労働省は、看護師向けの特定行為研修の実施機関として埼玉県立小児医療センターや広島赤十字・原爆病院など14施設を新たに指定したと発表した<doc16806page1>。全国の指定研修機関は計426施設に増えた。 今回指定された14施設のうち5施設は、「救急領域」や「外科系基本領域」などの領域別パッケージ研修の認定を受けた<doc16806page1>。 厚労省はまた、研修の実施機関として既に指定していた東北大学病院や国立国際医療研究センターなど29施設が実施する研修の「特...


[医療提供体制] 電子処方箋の導入率14.6%、9月1日現在 厚労省
厚生労働省によると、全国の医療機関や薬局による電子処方箋の導入率が9月1日現在で14.6%にとどまった。厚労省が11日に開催された電子処方箋推進会議で報告した。施設の種類別では、病院1.9%、医科診療所4.5%、歯科診療所0.3%、薬局44.6%と、依然として対応に差が生じている<doc16645page3>。 今後については、国立病院機構や日本赤十字社、済生会など厚労省が所管する病院で7割、国立・公立大学病院や都道府県立病院など厚労省以外の省庁が所管する病院で4割が2024年度中に電...

[医療提供体制] 週平均50時間未満勤務の大学病院医師は49.6% AJMC調査
大学病院に勤務する医師1,622人の49.6%が4月の労働時間は週平均50時間未満だったとする調査結果を、全国医学部長病院長会議(AJMC)が11日に公表した。医師の時間外労働の上限規制が施行される前の2022年7月に実施した前回の調査から、労働時間が週50時間未満の医師の割合は8.1ポイント上昇。AJMCでは、タスクシフトやチーム制の導入などにより勤務医の労働時間の減少が少しずつ進んでいるとみている<doc16720page14>。 労働時間が週60時間未満の医師は全体の77.7%を...








[医療提供体制] 現役世代の負担増、「納得が得られない」佐野構成員
出産に伴う経済的な負担の軽減策などを議論する「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」が11日、保険者などへのヒアリングを行い、佐野雅宏構成員(健康保険組合連合会会長代理)は出産費用(正常分娩)の保険適用により現役世代の負担が増えるのは「納得が得られない」と主張した<doc16653page5>。 また、妊婦が安心して出産できる環境などを整備することは重要な課題だとした上で、分娩施設の体制の維持や確保、産科医の確保や地域偏在の解消などは「出産費用の保険適用の目的になら...

[医療提供体制] 臨床検査1件を保険適用、先進医療1件を承認 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は11日、「臨床検査」1件の保険適用および先進医療会議で総評が「適」と判断された「先進医療B」1件を承認した。詳細は以下の通り。【臨床検査】E3(新項目)(2024年10月収載予定)<doc16690page1>▽エクルーシス試薬 HCV Duo(ロシュ・ダイアグノスティックス)【先進医療B】<doc16703page1>▽技術名:自家骨髄単核球移植による血管再生治療▽適応症等:閉塞性動脈硬化症に伴う包括的高度慢性下肢虚血▽申請医療機関:京都府立...