「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] スマホによる「マイナ保険証受付」導入など4点要望 NPhA

 日本保険薬局協会(NPhA)は、医療DXを薬局で推進するため、スマートフォンを活用してマイナ保険証を受け付ける仕組みの導入など4点を政府に求める要望書をまとめた。マイナ保険証を患者が薬局で使用する際、窓口に設置されているカードリーダーを使ってデータの読み取りや本人確認、暗証番号の入力などを行う必要があるため、NPhAによると、マイナ保険証の受付率が高い薬局では患者の待ち時間が発生しているという。 NPhAは、マイナ保険証の普及や機能の追加に伴う操作時間の今後の増加を踏まえると、患者の負担を軽減する...

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[診療報酬] 地域包括診療加算などに関する疑義解釈、「その4」を事務連絡

 厚生労働省は5月10日付けで、2024年度診療報酬改定に関する疑義解釈資料の「その4」を地方厚生(支)局、都道府県などに送付した<doc14689page1>。医科診療報酬では「地域包括診療加算、地域包括診療料」「療養病棟入院基本料」「在宅麻薬等注射指導管理料、在宅腫瘍化学療法注射指導管理料」に関連するQ&Aを掲載している。 今回の疑義解釈では「地域包括診療加算、地域包括診療料」の施設基準である「認知症に係る適切な研修」の内容について、認知症患者に対する地域における医療・介護などの活用...

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[医療提供体制] 24年4月末時点の医療事故報告27件 日本医療安全調査機構

 日本医療安全調査機構が10日に公表した「医療事故調査制度の現況報告」(4月末時点)によると、医療事故報告は27件、すべて病院からの報告だった<doc14823page1>。診療科別の報告件数は、その他/7件、循環器内科/6件、整形外科・脳神経外科/各3件、外科・内科・呼吸器内科/各2件、消化器科・泌尿器科/各1件<doc14823page2>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は183件(累計1万5,997件)。内訳は、医療機関が76件、遺族などが9...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 5月13日-5月18日

 来週5月13日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。5月13日(月)16:00-18:00 第2回 危機対応医薬品等に関する小委員会5月14日(火)未定 閣議5月15日(水)10:30-12:00 中央社会保険医療協議会 総会16:00-18:00 第161回 先進医療技術審査部会5月16日(木)10:00-12:30 令和6年度 第2回 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会5月17日(金)未定 閣議15:00-17:30 第5回 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会・・...

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[インフル] 全国報告数2,199人、前週から3,035人減 インフルエンザ

 厚生労働省は10日、2024年第18週(4月29日-5月5日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は2,199人で前週から3,035人の減少、前年同期と比べ6,117人の減少となった<doc14701page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc14701page2><doc14701page6>▽定点当たり報告数(全国):0.45▽報告患者数(全国):2,199人...

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[診療報酬] 疑義解釈「その1」から「その3」の5問を廃止 厚労省

 厚生労働省は2024年度診療報酬改定の「疑義解釈資料」(その4)の中で、3月末以降に出した疑義解釈「その1」から「その3」の計5問を廃止し、新たな解釈を示した<doc14689page3><doc14689page4><doc14689page6><doc14689page7><doc14689page11>。医科で廃止したのは、退院・転棟時のADLが入院時よりも低下した患者の割合を把握するため、同じ入院料を算定する別病棟への転棟の際にも...

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[改定情報] 障害福祉の拠点コーディネーター、管理者との兼務可 厚労省

 厚生労働省は、2024年度障害福祉サービス等報酬改定に関するQ&A(Vol.3)で、新設された地域生活支援拠点等機能強化加算で配置が求められる拠点コーディネーターは管理者を兼務できるとの見解を示した<doc14781page2>。 同加算は、障害者が入所施設や病院などから地域へ移行する場合などに、総合的な支援を行う地域生活支援拠点の事業者が、事業所と障害者をつなぐ役割を担うコーディネーターを常勤で1人以上配置した場合に算定できる<doc13304page9>。 より効果的な...

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[医療改革] 供給停止・薬価削除プロセス簡素化、シェア3%以下医薬品を対象

 厚生労働省は10日、代替品があり、過去5年間の平均シェアが3%以下の医薬品を対象に供給停止・薬価削除のプロセスを簡素化することを「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」に提案し、了承された<doc14697page11>。これにより、製薬企業と厚労省が関係学会に意見を求めるプロセスが3回から1回に簡略化される<doc14697page10>。 現行のプロセスでは、まず製薬企業が医薬品の供給停止・薬価削除について事前に関係学会から了承を得た上で、厚労省に「供給停止事前報...

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[医療提供体制] 医学研究の評価、定量指標重視の再考促す

 国立国際医療研究センター(NCGM)や昭和大学、筑波大学などの研究グループが医学研究者を対象に実施したアンケートでは、論文が掲載された雑誌のインパクトファクター(IF)などの定量的な指標では「重要な研究でも評価されないことがある」とする回答が88.8%を占めた<doc14743page1>。研究グループは、研究成果の価値や重要性は分野によっても異なることから、定量的指標を重視する評価の在り方について「再考が必要ではないか」と主張している。 研究グループは、医学研究や研究者に対する評価を...

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[医療提供体制] ビラノア錠の服用タイミングで共有すべき事例

 日本医療機能評価機構は9日、薬局から報告があったヒヤリ・ハットの中から広く共有すべき2つの事例を公表した。空腹時に服用するアレルギー性疾患治療剤のビラノア錠を服用するタイミングと、前立腺がん治療剤のザイティガ錠の薬剤変更に関して、医師への疑義照会で適切に対応できた事例を紹介している。 1つ目の事例では、かゆみのある患者にビラノア錠20mgを1日1回1錠、夕食前に服用するように処方された。ビラノア錠は食後に服用すると血中濃度が下がるため、用法は食事の1時間前から2時間後までを避ける「空腹時服用」と・...