[診療報酬] 2024年度診療報酬改定(5) 看護必要度見直しで7対1病院は最大2割減、高齢者救急対応には「新病棟」
※本記事は、個別改定項目案(短冊)の公表前時点で執筆しております。これまでの議論の流れの整理にご活用ください2024年度診療報酬改定の改定率は本体+0.88%に決まったが、その大部分は医療従事者の賃上げなどに使途が限定される。実質の上積み分は+0.18%と少なく、「メリハリ」が求められるなか、入院医療では「7対1病床」の削減が大きな焦点となってきた。◆項目の見直し緩めても1割超が脱落 入院医療では適正化の観点から、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)について、評価項目と該当患...