「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] 退院患者の外来で「処方漏れ」注意呼び掛け 評価機構

 日本医療機能評価機構は6月27日、2020年1月-23年12月に報告された医療事故やヒヤリハットの事例を分析した医療事故情報収集等事業の報告書を公表した。入院後の医療機関の外来での処方間違いは13件あり、処方漏れがうち9件と最も多かった<doc15587page24>。 処方漏れの9件の内訳は、自診療科の薬が5件、入院中に開始した他診療科の薬と、他院で処方されていた薬が2件ずつだった。処方が漏れた薬は抗凝固薬や免疫抑制薬、利尿薬、ステロイドなど<doc15587page24&gt...

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[医療提供体制] 美容医療のルール見直しの検討開始 厚労省

 やけどや皮膚障害など、美容医療に関する健康被害の相談が増えていることを受けて、対応策を議論する厚生労働省の「美容医療の適切な実施に関する検討会」が6月27日、初会合を開いた。美容医療の適切な実施を促し、不適切な診療への引き締めを強化するためのルールの見直し案を年内にも取りまとめる。 「眼瞼形成」や「ボトックス注射」などの美容医療を巡っては、施術の幅の広がりやオンライン診療の普及などでハードルが下がり、実施が増え、皮膚の障害ややけどなど健康被害を受けた利用者からの相談が増えている。 しか・・・...

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[診療報酬] 特定集中治療室管理料、170病院が変更 日病調査

 2024年度の診療報酬改定に伴い「特定集中治療室管理料」の届け出を少なくとも170病院が変更し、平均で1,916.1万円の減収になる見通しであることが日本病院会の緊急調査で分かった<doc15586page12>。また、管理料1-4からの変更や取り下げを行った病院のほとんどが、治療室の専任医師が宿日直勤務を行っていることを理由に挙げた<doc15586page9><doc15586page10>。 調査は、23年6月現在で特定集中治療室管理料を届け出ている全国の...

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[医療改革] 厚生労働省国際戦略推進本部、第1回会議を開催 厚労省

 厚生労働省は6月27日、武見敬三厚生労働相を本部長とする「厚生労働省国際戦略推進本部」の第1回会議を開催した。武見厚労相は国際保健戦略の具体的な公表時期について「現在、調整中」としながらも「概算要求の方向性がまとまる8月下旬頃を目処に取りまとめたい」と表明した。 同会議では「国際保健戦略の骨子」(案)が示され、具体的な取り組みとして、▽「UHCナレッジハブ」の創設▽創薬基盤強化の国際戦略▽国立健康危機管理研究機構(JIHS)とASEAN感染症対策センター(ACPHEED)との連携強化▽インド太平洋...