「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] 健康保険組合連合会、過去最大の赤字見込み 24年度

 健康保険組合連合会は23日、1,379組合全体での2024年度の経常収支が6,578億円の赤字になるとする早期集計の結果(概要)を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大下での医療費の著しい変動などが懸念材料となり、保険給付費が前年度予算と比べ6.2%増加。赤字幅は957億円拡大し、決算ベースでは過去最大となる見通し<doc14586page2>。 佐野雅宏会長代理は厚生労働省内で開いた記者会見で、保険料収入に24年春闘による賃上げ効果が反映されていないことや、保険給付費の伸び率が鈍化し...

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[医療提供体制] 夜間・休日や在宅医療対応、地域連携での薬局機能が論点に

 厚生労働省は22日に開催した「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で、薬局機能の見直しの論点を示した。夜間・休日や在宅医療への対応など、薬剤師が行うサービスを全ての薬局が個別にカバーするのは困難なため、同省では地域の複数の薬局が連携して対応することが必要なメニューもあると見ており、個々の薬局が地域でカバーする機能を議論する<doc14521page36>。議論では、「健康サポート薬局」と「認定薬局」のそれぞれの役割を改めて整理するよう求める意見が相次いだ。 地域に求められる薬剤師の...

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[医療改革] リフィル処方箋普及策の検討を武見厚労相に指示、岸田首相

 岸田文雄首相は22日のデジタル行財政改革会議で、一定の期間内に繰り返し使用できるリフィル処方箋の普及策を検討するよう武見敬三厚生労働相に指示した。また、介護事業所の経営の協働化・大規模化の方策を6月までにまとめるよう求めた<doc14558page2>。 リフィル処方箋は、2022年度の診療報酬改定で導入され、慢性疾患などで症状が安定している患者への長期処方が可能と医師が判断した場合、最大で3回反復利用できる。ただ、リフィル処方箋は普及が進まず、厚生労働省が23年11月、中央社会保険医...

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[健康] 乳がん検診を呼び掛ける「母の日キャンペーン」を実施 東京都

 東京都は、乳がん検診の受診を呼び掛ける「母の日キャンペーン」を5月12日まで実施している。 がん研究振興財団が発行した「がんの統計2023」によると、乳がんは40歳以上の年代に多く、40-50歳代の女性のがん死亡原因のトップだが、早期の発見や治療により10年後の生存率は90%以上という。 キャンペーン中は、PostPet(ポストペット)のキャラクターである「モモ」「コモモ」のイラストを活用したメッセージカードの配布を東京都庁のほか、協力企業・団体の都内店舗や加盟店で行っている。カードでは、40歳か...