「 厚生労働省 」一覧

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[診療報酬] 医療経済実態調査、一般病院の損益差額率7.3%の赤字 厚労省

 厚生労働省は26日に開催された、中央社会保険医療協議会・調査実施小委員会で「第25回医療経済実態調査」の結果を公表した。一般病院全体における2024年度医業・介護の損益差額率は1病院当たり7.3%の赤字となった<doc22542page2>。 医療経済実態調査は病院、一般診療所、歯科診療所および保険薬局における医業経営などの実態を明らかにするもので、診療報酬の基礎資料になり、中医協が実施している。社会保険診療を行う全国の対象施設から無作為抽出された医療機関・薬局が調査客体となった。調査...

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[医療提供体制] 補正予算は「止血」、診療報酬改定で「根治」 日医会長

 日本医師会・松本吉郎会長は26日の定例記者会見で「インフレ下における賃金・物価上昇への次期診療報酬改定での対応」について説明した。会見の中で松本会長は、現在の医療機関の経営状況について「大量出血の状態」と述べ、「補正予算で一時的な『止血』、2026年度診療報酬改定で『根治療法』を行う必要がある」と強く主張した。 中央社会保険医療協議会で公表された「第25回医療経済実態調査」の結果で一般診療所の医療法人における24年度損益率(中央値)が2.7%だったことに触れ、「MCDBや日本医師会などの調査と比べ...

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[介護] 介護事業経営概況調査を報告、24年度赤字の事業所は37.5% 厚労省

 厚生労働省は26日、「2025年度介護事業経営概況調査」の結果を、社会保障審議会・介護給付費分科会の介護事業経営調査委員会に報告した。24年度決算で赤字となった事業所は全サービス平均で37.5%となった<doc22560page3>。 介護事業経営概況調査は、各サービス施設・事業所の経営状況を把握し、次期介護保険制度の改正および介護報酬改定に必要な基礎資料を得ることを目的として実施された。調査では、全ての介護保険サービス(全22サービス)における、23年度および24年度の決算が対象とな...

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[社会福祉] 障害福祉サービス、制度の持続可能性確保で意見求める 厚労省

 厚生労働省は25日に開催された、障害福祉サービス等報酬改定検討チームに「2024年度報酬改定後の動向」に関する資料を提示した。厚労省は、障害福祉サービス等の総費用額伸び率が23年度から24年度にかけて大幅な増加がみられるとして、制度の持続可能性を論点に同検討チームに意見を求めた<doc22522page3>。 厚労省の資料によると、障害福祉サービス関係予算額は19年間で約4倍に増加し、対前年度の伸び率は、23年度:+6.1%、24年度:+5.9%、25年度:+5.2%で、5%台から6%...