「 厚生労働省 」一覧

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[介護] 訪問介護の基本報酬引き下げの影響、事業所規模別などの調査が必要

 2024年度の介護報酬改定で訪問介護などの基本報酬が引き下げられることを巡り、18日の社会保障審議会・介護給付費分科会で、その影響に関する独立した調査を求める意見が挙がった。事業所の規模別や地域ごとの調査が必要だとの指摘もあった。厚生労働省では、24年度報酬改定の効果検証などに関する調査を実施する予定で、担当者はこの日の意見も踏まえて具体的な調査内容などを詰めていく考えを示した。 厚労省が同分科会で改めて示した案では、▽高齢者施設などと医療機関の連携体制▽福祉用具貸与価格の適正化▽リハビリ・個・・...

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[介護] 認知症チームケア推進加算、算定要件の専門的研修修了者を明示

 厚生労働省は、2024年度介護報酬改定で新設される「認知症チームケア推進加算」の留意事項について、算定要件に挙げられている専門的研修の修了者を明確にした通知を都道府県などに出した。 同加算は、認知症の行動・心理症状(BPSD)の出現を予防し、出現時に早期に対応するために平時からのチームケアの取り組みを推進する狙いがある。1カ月につき150単位を算定する加算(I)と1カ月につき120単位を算定する加算(II)があり、ともに専門的な研修の修了者を1人以上配置することを求めている。 通知では、加算(I)...

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[医療提供体制] 公的DBでの仮名化情報の利用・提供で議論 厚労省

 厚生労働省の健康・医療・介護情報利活用検討会は18日、医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(WG)で、公的データベース(DB)での仮名化情報の利用・提供に向けた議論を行った。 仮名化情報とは他の情報と照合しない限り個人を特定できない情報のこと。匿名化情報と異なり、特異な検査値や病名の削除・改変が不要なため、同じ研究分野の別データと連結させた活用が可能となる。例えば、稀少疾患に該当する膵島細胞症患者の場合、匿名化情報では「その他」の病名扱いとなるが、仮名化情報では元データのまま表記・・・...