「 厚生労働省 」一覧
[医療提供体制] 鹿児島県霧島市・国分生協病院にランサムウェア攻撃
鹿児島県霧島市の国分生協病院は、院内の画像管理サーバーが身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウェア」の攻撃を受け、正常な運用ができないと発表した。5日時点で、救急、一般外来の一部を制限しているという。 同院によると、2月27日深夜、同院の画像管理サーバーがランサムウェア攻撃を受け、診療記録のPDFファイルの一部が暗号化された。電子カルテや医事会計など他のシステムは正常稼働しているものの、予約外来、入院患者への対応は紙カルテで運用。「現時点で通常診療復旧のめどは立っていない」(同院)・・・...
[医薬品] 新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」、近く通常承認
薬事・食品衛生審議会の医薬品第二部会は4日、新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」の通常承認を了承した。これを受けて厚生労働相が近く正式に承認する。 ゾコーバは、軽症者にも投与できる初の国産の新型コロナ飲み薬で、2022年5月に創設された「緊急承認制度」が適用された第1号案件。通常は12歳以上の小児や成人にエンシトレルビルとして1日目は375mg、2-5日目は125mgを1日1回経口投与する。 緊急承認制度では、感染症が大流行した時などに健康被害の拡大を防ぐため、安全性の確認を前提に有効性が...
[医療提供体制] 賃上げと物価高騰「財源が不足」と懸念 国立大病院長会議
2024年度の診療報酬改定で医療従事者の賃上げが行われることになったのを受けて、国立大学病院長会議の横手幸太郎会長は1日の記者会見で、国立大学の附属病院が賃上げと物価・光熱費の負担増に対応するには合わせて259億円以上が必要だとして財源が不足しているとの認識を示した。 医療関係職種の賃上げに関して、国は診療報酬改定や賃上げ促進税制の活用などで24年度に2.5%、25年度に2.0%のベースアップを目指すとしている。 国立大学附属病院全体での23年度の人件費の支出は総額で5,208億円程度になる見込み...
[経営] 主要貸付利率 3月1日付で改定 福祉医療機構
独立行政法人福祉医療機構は3月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り。【医療貸付の固定金利】<doc13640page1>●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/0.700%▽10年超-12年以内/0.800%▽12年超-14年以内/0.900%▽14年超-16年以内/1.000%▽16年超-18年以内/1.100%▽18年超-20年以内/1.200%▽20年超-...
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 3月4日-3月9日
来週3月4日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。3月5日(火)未定 閣議16:30-18:30 第140回 社会保障審議会 障害者部会3月6日(水)13:00-17:00 第20回 匿名医療情報等の提供に関する専門委員会3月7日(木)13:00-14:30 第2回 標準型電子カルテ検討ワーキンググループ14:00-16:00 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会16:00-18:00 第130回 先進医療会議3月8日(金)未定 閣議・・・...
[感染症] 全国報告数3万9,124人、前週から1万697人減 新型コロナ
厚生労働省は1日、2024年第8週(2月19日-2月25日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は3万9,124人で前週から1万697人の減少となった<doc13638page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc13638page2>▽定点当たり(全国):7.92▽報告数(全国):3万9,124人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):神奈川県/2,238人、東京都/2,203人、埼玉県/2,169人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の...
[医療提供体制] 経営情報未届けの医療法人への指導・監督徹底を要請
2023年に行われた医療法の改正に伴い、原則として全ての医療法人に義務付けられた経営情報の報告に「遅延等がみられる」として、厚生労働省は、適切な報告を促すため未届けの医療法人への指導・監督を徹底するよう各都道府県に通知で要請した<doc13636page1>。 厚労省は、各都道府県から提供された医療法人の経営データを地域別などに集計し、公表する方針。通知では、医療法人による指導・監督を徹底するとともに、届け出や報告があった事業報告書や経営情報を速やかに確認し、同省に提供するよう都道府県...