
「 厚生労働省 」一覧



[医療改革] 医療や介護など社会保障の改革工程を閣議決定 政府
政府は22日、医療や介護など社会保障の改革工程を閣議決定した。2024年度に実施する取り組みとして、原案の段階では、介護保険サービスの利用者負担を2割にする範囲の拡大を盛り込んでいたが、28年度までに検討する取り組みに修正した<doc12791page14>。 武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相が20日に行った予算折衝で、範囲の拡大の先送りに合意したことを踏まえた対応で、第10期の介護保険事業計画(27年度から)が始まる前に結論を得るとしている<doc12791page13>...

[介護] 介護従事者による高齢者への虐待、3割超が特養で 厚労省調査
介護施設・事業所の従事者による高齢者への虐待件数が過去最多だった2022年度。厚生労働省の調査によると、計856件の虐待のうち、最多の3割超が特別養護老人ホーム(32.0%)で確認された。特養に次いで虐待が多かったのは有料老人ホームで25.8%。他には、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)や介護老人保健施設でも、それぞれ10%超を占めていた<doc12834page3>。 虐待が認められた856件の施設・事業所のうち、182件(21.3%)では過去にも虐待事例が発生しており、23...



[予算] 24年度予算案閣議決定、社会保障費は過去最大の37.7兆円
政府は22日、一般会計の歳出が総額112兆717億円となる2024年度予算案を閣議決定した<doc12797page2>。このうち、医療や介護などの社会保障費は過去最大の37兆7,193億円で、前年度の当初予算から8,506億円(2.3%)増加した<doc12809page4>。 高齢化などに伴う社会保障費の「自然増」は3,700億円程度(年金スライド分を除く)となり、概算要求時点よりも1,400億円程度圧縮。薬価改定や前期高齢者納付金の報酬調整など改革の努力により、高齢化...

[診療報酬] 報酬改定に現場や患者の声、中医協公聴会が来月19日
2024年度の診療報酬改定に医療現場や患者などの声を反映させるため、中央社会保険医療協議会は24年1月19日に公聴会を開催する。報酬改定を巡る検討状況を参加者に説明するほか、医療関係者などから意見を聴く<doc12768page1>。 厚生労働省が今後、開催の告知や意見発表者の募集をホームページなどで行う。応募者の中から、公益を代表する中医協委員によって選ばれた10人程度が意見を発表する<doc12768page1>。 公聴会は同日の午前10時から正午まで、オンライン形式で...


[人口] 人口動態統計速報 23年10月分 厚労省
厚生労働省はこのほど、2023年10月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc13064page2>。▽出生数/6万4,802人(前年同月比7.7%減・5,433人減)▽死亡数/13万3,993人(1.6%増・2,153人増)▽自然増減数/6万9,191人の減少(7,586人減)▽婚姻件数/3万4,783件(12.4%減・4,902件減)▽離婚件数/1万5,652件(4.9%増・728件増)・・・...


[診療報酬] DPCデータ数「月90件未満」は116病院 厚労省
厚生労働省は22日、1カ月当たりのデータ数が90件未満の病院を分けてDPC病院群ごとの基礎係数を設定するなどの見直しを行うと、1,758の対象病院のうち計67病院では診療報酬の変動(推計)がプラスマイナス2%を超え、激変緩和措置の対象になるとするシミュレーションの結果を中央社会保険医療協議会に示した<doc12767page42>。データ数が「月90件未満」に該当するのは2022年4月現在、DPC標準病院群の116病院だった<doc12767page40>。診療報酬の変動が...

[医療提供体制] 食材料費高騰1床当たり3,200円支援、来年4-5月 厚労省
厚生労働省は、食材費の高騰を踏まえて地域医療介護総合確保基金を活用して行う医療機関への支援事業の取り扱いを都道府県に通知した。2024年4-5月に病院や有床診療所に対して許可病床1床につき3,200円(1カ月1,600円)を支援する<doc12889page5>。厚労省は、これが1食当たり30円に相当するとしている<doc12889page2>。 食材費の高騰を踏まえた病院や有床診療所への支援策は、政府が11月に閣議決定した経済対策に盛り込まれ、23年度下半期には「重点支援...







