「 厚生労働省 」一覧
[感染症] インフルエンザが3週連続で増加 感染症週報
国立感染症研究所は24日、「感染症週報 第36週(9月2日-9月8日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc16894page6><doc16894page28>。▽インフルエンザ/0.45(前週0.38)/3週連続で増加▽新型コロナウイルス感染症/6.57(7.46)/2週連続で減少▽RSウイルス感染症/0.69(0.65)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.29(0.26)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/1.89(1....
[医療提供体制] 電子処方箋の併用注意チェック、約9割が「実装したい」
厚生労働省は24日、電子処方箋管理サービスの機能拡充として2025年度以降の開発を検討する薬剤の併用注意チェックについて、全国の医療機関・薬局計5,159カ所のうち約9割が実装を希望しているとする調査結果を「電子処方箋等検討ワーキンググループ」(WG)で公表した<doc16865page9>。医療現場のニーズが高いことが明らかになったことも踏まえ、開発の実現へ検討を進める。 調査は8月21日-9月3日、総合ポータルサイトにアカウント登録する医療機関・薬局を対象に実施。計5,159カ所(...
[診療報酬] 後発医薬品の加算、品目除外の臨時措置を半年延長 厚労省
後発医薬品のメーカーが業務停止命令を受けたことなどで代わりの医薬品を入手することが困難な状況が続いているとして、厚生労働省は、「後発医薬品使用体制加算」などの実績要件にされている使用(調剤)割合を計算する際、供給停止されている品目を対象から除外できる臨時の取り扱いを来年3月31日まで半年間さらに延長した<doc16949page2>。全国の地方厚生(支)局などに9月24日付で事務連絡を出した。 この取り扱いは、厚労省と日本製薬団体連合会が連携して行っている医薬品供給状況に係る調査を踏ま...
[介護] 介護福祉士国家試験、パート合格導入を正式決定 厚労省
厚生労働省は9月24日、「介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会」の報告書を公表した。これにより、全科目の得点が合格基準に達しなくても、基準に達したパートは受験年の翌々年まで試験が免除される仕組みの導入が正式に決定した。同省では2026年1月に実施予定の試験から導入する。 9月11日に開催された同検討会では報告書案が示され、13の試験科目を3パートに分けることや、全科目に対する合格基準は現行と同様に総得点の6割程度とし、パートごとの合格基準は、全科目受験者のパートごとの平均得点の比率で、...
[人口] 人口動態統計速報 24年7月分 厚労省
厚生労働省は9月24日、2024年7月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc17017page2>。▽出生数/6万5,231人(前年同月比1.9%減・1,291人減)▽死亡数/12万7,479人(5.8%増・6,955人増)▽自然増減数/6万2,248人の減少(8,246人減)▽婚姻件数/4万7,983件(41.2%増・1万3,997件増)▽離婚件数/1万6,000件(7.6%増・1,132件増)・・・...
[医療改革] 大学発の医療系スタートアップを支援、4機関決定 文科省
文部科学省は、大学発の医療系スタートアップを財政面などでサポートする事業の支援拠点として4機関が決定したことを明らかにした。今後、約5年間で非臨床研究などの関連費用の補助や専門的な見地からの伴走支援、起業を目指す若手人材の発掘・育成などを行っていく。 支援拠点に選定されたのは、九州大学と慶応大学、筑波大学、国立がん研究センター。 この事業では、大学発の医療系スタートアップをサポートし、大学などの優れた研究シーズを活用した革新的な医薬品や医療機器などの実用化を推進する。事業の経費として、・・・...
[医薬品] 早期アルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」承認 厚労省
厚生労働省は24日、日本イーライリリーの早期アルツハイマー病(AD)治療薬「ドナネマブ」(販売名:ケサンラ点滴静注液)などの製造販売を承認した<doc16936page2>。脳内に過剰に蓄積したアミロイドβという物質を取り除くことで進行を抑える薬として、エーザイの「レカネマブ」に続き国内2例目。 ドナネマブは、アミロイドβプラークを標的とするADの新薬。認知症の前段階である軽度認知障害や軽度の認知症の進行抑制に効能・効果がある<doc16908page3>...