「 厚生労働省 」一覧
標準型電子カルテ、まずはα版を診療所に 25年3月から情報共有を検証するモデル事業へ『Monthly』9月号
■最新号もくじ(p1~p11参照)<医療DX>標準型電子カルテ、まずはα版を診療所に25年3月から情報共有を検証するモデル事業へ<長期収載品>「医療上の必要性」には4つの判断基準選定療養化のポスター等を活用し患者に周知を<サイバー対策>パスワードを強固にし、使い回しは厳禁迅速な「最低限の措置」へ事業者とも連携を<介護経営情報>報告は「みなし指定」の医療機関も対象ログインには「GビズID」アカウントが必要<トピックス>新たな地域医療構想 一定の症例や医師を集約する方針へマイナ保険証の利用率...
[診療報酬] 24年度病床機能報告、マニュアルを関係団体などに通知
2024年度の病床機能報告が10月1日に始まるのに先立って、厚生労働省は9月20日付で、病院や診療所が医療機能を選択する際の基本的な考え方や報告の流れなどをまとめたマニュアルを日本医師会や病院団体などに通知した。報告マニュアルは、基本的な考え方などの「基本編」と、報告の流れなどの「手順編」があり、6月の診療報酬改定を踏まえて微修正した。 報告マニュアルの基本編では、各病棟の病床がカバーする医療機能に関する記載を見直し、急性期機能と回復期機能の病棟(病床)が算定する特定入院料の例として、新設の「・・...
[感染症] 全国報告数2万5,985人、前週から6,458人減 新型コロナ
厚生労働省は20日、2024年第37週(9月9日-9月15日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は2万5,985人で前週から6,458人の減少となった<doc16884page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc16884page2>▽定点当たり(全国):5.28▽報告数(全国):2万5,985人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):神奈川県/1,871人、東京都/1,842人、埼玉県/1,805人●新型コロナウイルス感染症による入院患者...
[医療提供体制] 医師数の適合率98.3%、21年度は前年度より0.8ポイント改善
厚生労働省は9月20日、2021年度の病院への立ち入り検査の結果を公表した。立ち入り検査を実施した病院数に対する検査項目に適合した病院数の割合を示す適合率について医師数は98.3%で、前年度よりも0.8ポイント改善した<doc16970page7>。 21年度の立ち入り検査は、全8,032病院のうち5,515病院に行われ、実施率は68.7%(20年度は32.1%)だった<doc16970page1>。 看護師・准看護師数の適合率は前年度と同じ99.4%<doc1697...
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月23日-9月28日
来週9月23日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。9月24日(火)未定 閣議9:30-11:00 第6回 電子処方箋等検討ワーキンググループ9月25日(水)13:00-15:00 薬事審議会13:00-15:00 第36回 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会9月26日(木)14:00-16:00 第3回 医療放射線の適正管理に関する検討会9月27日(金)未定 閣議11:00-12:00 薬事審議会 血液事業部会 令和6年度 第2回 安全技術...
[医療提供体制] 23年度立入検査結果、特定機能病院の9割弱に指摘事項
厚生労働省は、88の特定機能病院を対象に実施した2023年度の立ち入り検査で、「検討を要する事項」や「口頭指摘事項」などの指摘事項が77病院(87.5%)にあったと20日公表した。法令違反などに該当する「不適切な事項」を通知した病院はなかった。厚労省では、指摘のあった病院に対し翌年度の立ち入り検査で改善状況を確認することとしている<doc16950page3>。 前年度から改善が見られないなど「検討を要する事項」を文書で通知したのは6病院に7件あった。内訳は、▽事故等報告書の作成や登録...
[インフル] 全国報告数2,520人、前週から300人増 インフルエンザ
厚生労働省は20日、2024年第37週(9月9日-9月15日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は2,520人で前週から300人の増加、前年同期と比べ3万2,145人の減少となった<doc16885page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc16885page2><doc16885page6>▽定点当たり報告数(全国):0.51▽報告患者数(全国):2,520人...
[介護] 行政に求めるケアマネ支援、「研修簡素化」が最多 広島県協会調査
厚生労働省の「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」が20日に開いた会合で、落久保裕之構成員(広島県介護支援専門員協会会長)は、協会のケアマネジャーが行政に求める支援として「更新研修の簡素化」が「賃金の改善」を上回り、最も多かったとする調査結果を発表した。 調査は、ケアマネジャーの人材不足の状況や人材を確保する上での課題などを把握するため、8月8-19日に協会の会員1,785人を対象に実施。1,161人(回答率65%)から回答を得た<doc16904page2>。 現在ケアマネジ...
[医療提供体制] 医師多数県の医学部臨時定員削減に「配慮」 厚労省案
医師の養成過程に行う偏在対策の具体化を巡り、厚生労働省は20日、大学医学部の2026年度の臨時定員の配分で、若手医師が少ない場合や、高齢な医師に偏っている場合は「医師多数県」だとしても定員削減に「配慮」する案を省内の検討会に示した<doc16875page19>。 この日に会合を開いたのは「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」。厚労省は、都道府県内の医師偏在を是正するために恒久定員として地域枠を設置している場合は、医師多数県への定員配分に配慮することも提案した<d...
[医療提供体制] 病院満足度は入院67.3%、外来63.7% 23年受療行動調査
厚生労働省が2023年に行った受療行動調査によると、全体として病院に満足していると答えた患者の割合は入院67.3%、外来63.7%だった<doc16934page11>。受診している病院に対する患者の満足度は、14年以降は入院で7割程度、外来では6割程度で推移している。今回は、20年の調査から入院で2.1ポイント、外来で1.0ポイント共に下がった<doc16934page12>。 受療行動調査は、全国の医療施設を利用する患者の医療に対する満足度や受療の状況などを明らかにする...