「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] システム不具合なら「資格情報不詳」で請求 厚労省案

 社会保障審議会・医療保険部会が29日開かれ、厚生労働省は、システムの不具合などで加入先の医療保険を「マイナ保険証」で確認できない患者に医療機関が医療費の全額の支払いを求めるのを防ぐための対応案を示した。審査支払機関にレセプトを請求するまでに加入先が分からなくても、「資格情報不詳」として医療機関に請求を認める<doc9982page14>。対応案への反対意見はなく、厚労省は詳しい運用を医療機関などに近く周知する。遅くても8月には対応を切り替える方針。 厚労省案は、患者の加入先の医療保険を...

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[医療提供体制] オンライン資格確認利用推進本部の初会合開く 厚労省

 加藤勝信厚生労働相を本部長とする「オンライン資格確認利用推進本部」の初会合が29日開かれ、厚労省は、医療保険者のデータ登録が間に合わずに医療保険への加入を確認できなくても、医療機関が医療費の10割負担を患者に求めないようにするための対応案を示した。マイナポータルの画面や従来の健康保険証で加入を確認できれば診療報酬を請求できるようにするなどの内容<doc9978page4>。 加藤厚労相は初会合のあいさつで、患者が本来の自己負担で医療を受けられるようにする取り扱いが、遅くても8月から医療...

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[医薬品] 後発薬の政府目標「金額ベース」に、23年度中に見直し

 後発医薬品の使用を促すための政府目標が、金額ベースなどの観点を踏まえて2023年度内に見直される。この新目標に基づき、都道府県が第4期医療費適正化計画での目標を24年度中に設定する<doc9984page7><doc9984page8>。厚生労働省が29日の社会保障審議会・医療保険部会で明らかにした。 政府目標の見直しは、医薬品の迅速・安定供給の実現に向けた厚労省の有識者検討会の議論などを踏まえて行われるが、まずは医薬品の安定的な供給を基本とする<doc9984pag...

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[経営] ドラッグストアの販売総額は6,849億円、前年同月比9.0%増 経産省

 経済産業省は29日、2023年5月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc9991page11>。●販売額▽総額/6,849億円(前年同月比9.0%増)▽調剤医薬品/621億円(14.9%増)▽OTC医薬品/784億円(9.8%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/428億円(0.6%減)▽健康食品/225億円(5.3%増)●店舗数:1万8,687店(3.9%増)・・・...

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[医療費] 第4期医療費適正化計画の基本方針、7月中旬告示へ 厚労省

 厚生労働省は、2024年度からの第4期医療費適正化計画に向けた基本方針の改正案の概要を示すとともに、パブリックコメント(意見募集)を始めた。効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療や、医療資源の投入量に地域差がある医療などについて適正化に向けた取り組みを進めることを盛り込んでいる<doc10002page3>。7月4日まで意見を募り、中旬に告示する予定<doc10001page1><doc10002page1>。 改正案では、計画での新たな目標...