「 厚生労働省 」一覧
[医療改革] 後期高齢者の医療費3割負担、対象拡大検討 高齢社会対策大綱案
政府は5日、加速する高齢化への中長期的な対応方針を示す「高齢社会対策大綱」の案を公表した。医療費の3割負担を求める後期高齢者(75歳以上)の対象の拡大を検討するほか、認知症施策の総合的・計画的な推進を図る。 医療費の3割負担を求める後期高齢者の対象拡大は、政府が2023年12月に閣議決定した全世代社会保障の「改革工程」で、28年度までに実施を検討することとされたメニューの1つで、3割負担を求める「現役並み所得」の判断基準の見直しを検討する<doc16658page20>。 一方、認知症...
[経営] 毎月勤労統計調査 24年7月分結果速報 厚労省
厚生労働省はこのほど、2024年7月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額<doc16809page7>▽総額/33万6,852円(前年同月比2.8%増)▽定期給与/26万3,768円(2.1%増)▽特別給与/7万3,084円(5.5%増)●月間実労働時間<doc16809page8>▽総実労働時間/133.9時間(1.8%増)▽所定内労働時間/128.8時間(1.8%増)▽所定外労働時間/5.1時間(2.0%増)●労働...
[介護] 介護職処遇調査、紙での回答期限10月31日 厚労省が協力呼び掛け
厚生労働省は5日、介護従事者の処遇改善が進んでいるかを明らかにするために行う調査について、紙ベースでの回答の期限は10月31日、インターネットで回答する場合は11月7日とすることを都道府県などに周知した<doc16668page3>。同省では調査に協力するよう施設や事業所の関係者に呼び掛けている。 今回は、調査対象の施設・事業所への調査票を法人の本部(本社など)にまとめて送付する「一括送付」を導入。調査票は10月ごろの発送を予定している<doc16668page4>。 この...
[医療提供体制] 経済的インセンティブ、保険者の協力に反発 社保審部会
社会保障審議会の医療部会が5日に開いた会合では、医師の偏在を是正するための経済的なインセンティブで医療保険者の協力を求める方向性が厚生労働省の対策推進本部の論点とされたことに連合の佐保昌一委員(連合総合政策推進局長)などが反発した。 特定の地域や診療科への医師の偏在是正策を検討する厚労省の対策推進本部がこの日に開いた初会合では、経済的インセンティブによる偏在の是正を進めるに当たり、国や地方だけでなく、保険者などにも協力を求めることが論点に盛り込まれた<doc16639page41>。 ...
[医療提供体制] 医師偏在是正、少ない地域に中堅医師の派遣求める意見
社会保障審議会・医療部会が5日に開かれ、特定の地域や診療科への医師の偏在是正策を巡り、医師が少ない地域に中堅を派遣する仕組み作りを求める意見が出た。厚生労働省は、医師の偏在を是正するための対策パッケージを年末までに作る方針で、省内の検討会で具体化を進める。 医師の偏在是正を巡っては、武見敬三厚労相が8月30日、閣議後の記者会見で、▽都道府県の「医師確保計画」の深化▽医師の確保・養成▽実効的な医師配置-を掲げる対策パッケージの骨子案を公表した。武見氏はその上で、前例にとらわれない対策を行うた・・・...
[医療費] 健保組合の入院外医療費、糖尿病が4.8% 22年度調査
健康保険組合連合会が行った「生活習慣関連疾患の動向に関する調査」(2022年度)によると、生活習慣関連の10疾患が入院外医療費の全体に占める割合は糖尿病4.8%、高血圧症3.2%、高脂血症2.4%などの順だった。一方、入院の医療費の上位3疾患は、脳血管障害2.3%、虚血性心疾患1.6%、糖尿病0.7%だった<doc16850page25><doc16850page22>。 調査は、1,310組合による22年度の診療報酬明細書(レセプト)のデータが対象。「内分泌・栄養・代謝系...