「 厚生労働省 」一覧
[感染症] RSウイルス感染症など第19週以降増加続く 感染症週報
国立感染症研究所は7日、「感染症週報 第25週(6月19日-6月25日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc10113page6><doc10113page27>。▽インフルエンザ/1.20(前週1.29)/第21週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/6.13(5.60)/第20週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/3.16(2.90)/第19週以降増加が続いていて、過去...
[医療提供体制] ランサムウェア対応、医療情報システム事業者は検討を
総務省と経済産業省は、「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン第1.1版」を公表した。第1.05版を改定し、医療情報安全管理ガイドライン第6.0版に対応できるようにした。その背景にランサムウェアへの対応の必要性が高まっていることなどを挙げ「改めて医療情報システム等の事業者において対応すべき内容を検討することが求められている」と記載している<doc10201page10>。 第1.1版では、医療情報システムなどの安全管理に関して、事業者と医療機関...
[医療提供体制] 看護師等確保基本指針に処遇改善推進など追記へ 医道審
厚生労働省は7日、約30年前に作成した看護師等確保基本指針の改定案を医道審議会・保健師助産師看護師分科会の検討部会に示し、おおむね了承された。「看護師等の処遇改善」の推進や、ライフステージに対応した働き方を可能とするなど勤務環境の改善といった取り組みを基本指針に追記する<doc10066page16>。今後、パブリックコメント(意見募集)などを行った上で、改定版を秋ごろ告示する。 改定案には、看護師などの「養成」や「処遇の改善」「就業の促進」といった従来の取り組み事項のほか、「新興感染...
[医療提供体制] 医療DX推進「財源確保を」意見相次ぐ 社保審・医療部会で
厚生労働省は7日、政府の「医療DX推進本部」が6月に決定した工程表の内容を社会保障審議会・医療部会に報告し、病院団体の委員からは、電子カルテの導入などのデジタル化に医療機関が対応するための財源の確保を求める意見が相次いだ。 山崎學委員(日本精神科病院協会会長)は、電子カルテの導入コストが高額なため、「今の微々たる診療報酬の中で導入できるはずがない」「(医療DXの工程表は)政策論だけで財源論が入っていない」などと述べ、国が財源を確保するべきだと訴えた。 これに対して厚労省側は、政府が6月に閣・・・...
[インフル] 全国報告数6,228人、前週から332人増 インフルエンザ
厚生労働省は7日、2023年第26週(6月26日-7月2日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は6,228人で前週から332人増、前年同期と比べ6,216人の増加となった<doc10147page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc10147page2><doc10147page6>▽定点当たり報告数(全国):1.26▽報告患者数(全国):6,228人▽都道府県...