「 厚生労働省 」一覧
[診療報酬] 特定機能病院入院基本料、評価の細分化で意見一致 中医協総会
中央社会保険医療協議会・総会が19日に開催され、現在、一本化されている特定機能病院入院基本料の評価の在り方について議論を行い、診療側、支払側共に細分化の方向で意見が一致した<doc22437page9><doc22437page4>。 厚生労働省はこの日、特定機能病院の承認要件が「基礎的基準を満たす病院」「基礎的基準で求められる水準に準ずる役割を果たすと評価できるナショナルセンターなど」「現在の承認要件を満たすその他の特定機能病院」と3つに分類されたことを踏まえ、評価の在り...
[診療報酬] MFICU管理料、施設要件「緩和」・実績評価「導入」の方向へ
中央社会保険医療協議会・総会が19日に開催され、個別事項として「小児・周産期医療」「感染症対策」「医療安全」「災害医療」に関する議論が行われた。「小児・周産期医療」では「母体・胎児集中治療室(MFICU)管理料」がテーマに挙がり、専任医師配置要件については緩和、実績を前提とした評価については導入する方向性が示された。 MFICU管理料は2024年度診療報酬改定で周産期医療における集中的・効率的な提供を推進する観点から見直しが行われ、「専任の医師は宿日直を行う医師ではないこと」の要件が付加された・・...
[医療提供体制]在宅療養支援診療所・病院がいずれもない、全国に379自治体
厚生労働省は、19日に開催された「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」(以下、WG)に、在宅療養支援診療所・病院がいずれも存在しない市区町村が全国に379自治体あることを公表した<doc22440page9>。 資料は2024年3月31日時点の「在宅療養支援病院、在宅療養支援診療所の届出施設数」と24年1月1日住民基本台帳年齢階級別人口を基に厚労省が算出したもの。 資料によると、在宅療養支援診療所・病院がどちらもない379の自治体の多くが人口5万人未満の市区町村だった...
[診療報酬] 特定機能病院の3類型化踏まえ入院料を細分化へ 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は19日、特定機能病院を3つの類型に区分することに伴い「特定機能病院入院基本料」を細分化する方針を固めた。 特定機能病院については、大学病院本院に求められる役割を念頭に現行の承認要件に地域医療への人的協力などを加えた新基準(基礎的基準)を設定。その上で、▽基礎的水準を満たす大学病院本院▽基礎的基準に準ずる役割を担うナショナルセンター等▽現行の承認要件を満たすその他の特定機能病院-の3類型に分けることが決まっている(2026年4月施行予定)<doc22437page...