「 厚生労働省 」一覧

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[医薬品] ゾコーバ錠の追加安全対策、現時点では行わず 厚労省

 薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会が22日に開かれ、新型コロナウイルス感染症治療薬のゾコーバ錠の副作用報告があった<doc8538page1>。追加の安全対策について、現時点では行わないことで意見がまとまった。厚生労働省は、ゾコーバ錠に関する症例の集積を注視していく方針だ。 ゾコーバ錠の安全対策を巡っては、2月21日に開かれた調査会で、ゾコーバ錠の処方に当たって必要となるチェックリストの使用を徹底していくことを要望。厚労省は都道府県などに事務連絡(17日付...

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[医療提供体制] 政府が医療などの物価高騰対策支援に7千億円積み増し

 原材料価格の上昇や円安による物価高が続いているとして、政府は22日、追加対策を取りまとめた。新型コロナウイルス対策と合わせ、予備費から総額2兆円を年度内に措置する。新型コロナの感染拡大に伴う物価高騰への対策を支援する「地方創生臨時交付金」に1兆2,000億円を年度内に積み増し、医療・介護・保育施設などでの対策の支援に、そのうち7,000億円を充てる<doc8564page35>。 追加対策は政府の「物価・賃金・生活総合対策本部」がこの日まとめた。年度内に閣議決定し、22年11月に閣議決...

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[診療報酬] バイオ後続品導入初期加算の使用件数が増加 中医協調査

 後発医薬品の使用促進策の一環として、高額なバイオ医薬品に対するバイオ後続品の使用促進が課題となっており、2022年度診療報酬改定では「バイオ後続品導入初期加算」(150点、月1回3カ月まで)が、外来化学療法加算と新設された外来腫瘍化学療法診療料にも適用が拡大された。これにより、バイオ後続品導入初期加算の使用件数が増えたとする医師が12.8%と1割を超え、バイオ後続品の使用が拡大していることが分かった<doc8526page37>。 中央社会保険医療協議会の診療報酬改定結果検証部会が行っ...

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[診療報酬] プログラム医療機器、二段階承認制度を検討 中医協・総会

 厚生労働省は22日、治療アプリなどのプログラム医療機器(SaMD)について二段階承認制度を導入する方向で検討していることを中央社会保険医療協議会・総会で明らかにした<doc8534page2>。3月中に報告書を取りまとめ、2023年度中に関連の通知を出す。 第一段階の承認について、プログラム医療機器の使用目的や機能などの違いに応じた検討を行う。具体的には、▽非臨床試験で評価できる場合や探索的臨床試験が必要である場合の整理▽標榜可能な使用目的▽効果の範囲-など。第二段階の承認に当たっては...