「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] かかりつけ医機能関連報酬の算定医療機関は2割程度、「定義の明確化」は切り離して検討か

 「かかりつけ医機能を制度整備する」との政府方針を受け、厚生労働省が検討を進めている。検討会などの議論では、まだ具体的な方向が見えるまでには至っていないが、患者・国民にとって分かりやすい「定義」とそれに基づく情報発信が最大の焦点となりそうだ。◆外来医療計画の一環で「定義」を議論 政府が6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2022」には、「かかりつけ医機能が発揮される制度整備を行う」との方針が明記された。それを受け、厚労省は「第8次医療計画等に関する検討会」で7月から議論・・・...

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[感染症] 感染性胃腸炎の報告数が3週連続で増加 感染症週報

 国立感染症研究所は18日、「感染症週報 第44週(10月31日-11月6日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc6195page6><doc6195page25>。▽インフルエンザ/0.06(前週0.03)/第40週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.85(0.94)/2週連続で減少▽咽頭結膜熱/0.08(0.07)/3週連続で増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.38(0.45)/前週から減少▽感染性胃腸炎/2.44(...

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[医薬品] 9価HPVワクチン定期接種化の省令、23年4月に施行 厚労省

 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は18日、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(9価HPVワクチン)の定期接種化に関する諮問事項を議論した。反対意見はなく、厚生労働省は、2023年度からの定期接種化に向け、関係法令上必要な手続きを進める<doc6160page10>。 厚労省によると、11月から12月にかけて予防接種実施規則(省令)に関するパブリックコメントを実施。23年1月ごろに省令を公布し、4月1日に施行する予定<doc6160page10>。 9価...

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[感染症] ワクチン接種歴は4回目までしか入力できない仕様 厚労省事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、都道府県などに出した事務連絡(18日最終改正)で、「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム」(HER-SYS)での新型コロナウイルスワクチン接種歴の入力について「現時点では4回目までしか入力できない仕様となっている」と伝えた。既に5回目接種が行われているが、接種回数を「不明」とするよう求めている<doc6205page19>。 事務連絡では「今後、5回目以降の入力を可能とする改修を行う予定である」と説明。それまでの間、「新...

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[看護] 級別標準職務表の改正、画期的で高く評価 日看協が見解

 国家公務員の「医療職俸給表(三)」の級別標準職務表を改正する人事院規則が公布されたことを受け、日本看護協会は18日「画期的な改正であり、高く評価する」との見解を発表した。また、今回の見直しを契機に、多くの現場で看護の専門性と役割の重要性に見合った賃金体系の導入が進むことを期待するとしている<doc6201page1>。 見直しの内容は、▽副看護師長を新たに3級とし、従来は3級だった看護師長の基本的な位置付けを4級とする▽特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師の職務を新たに...

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[医療改革] 国家公務員の看護師長の給与、23年4月からアップ 人事院

 管理的な立場にあったり、特に高度な知識や経験に基づき困難な業務を行ったりする国家公務員の看護師の給与が、2023年4月から増える。人事院が給与制度を見直し、これらの看護師がキャリアアップに伴ってより高い職務の級に上がれる環境を整えた。専門性や能力のある人を適切に評価することで、その活躍をより支援するのが狙い。仕事内容や実績などを踏まえ、厚生労働省など各省が昇格の対象となる看護師を最終的に決め、処遇改善につなげる。 人事院が18日、国立ハンセン病療養所や医療刑務所などに勤務する看護職が適用さ・・・...