「 厚生労働省 」一覧

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[診療報酬] 育児・介護休業は看護職員等に含めず 看護職員処遇改善評価料

 看護職員の賃金を引き上げるため、看護職員処遇改善評価料が10月に新設されるのに先立ち、厚生労働省は、この加算の取り扱いに関する事務連絡を27日付で出した。全部で165通り設定する評価料のうち、どれを届け出るかを判断する際の根拠となる「看護職員等の数」に、育児・介護休業法に基づき休業を取得中の職員は含めないなどとする内容<doc5099page2>。 看護職員処遇改善評価料は、▽救急医療管理加算を届け出ていて救急搬送の受け入れが年200件以上▽救命救急センター、高度救命救急センター、小児...

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[医薬品] サイラムザ点滴静注液の副作用症例を記載 厚労省が安全性情報

 厚生労働省は、医薬品・医療機器等安全性情報(No.395)を公表した。治癒切除不能な進行・再発の胃癌や結腸・直腸癌などに効能・効果のある抗悪性腫瘍剤「サイラムザ点滴静注液」の副作用に関する経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している<doc5201page5>。 同剤を巡っては、2022年9月に医薬品の使用上の注意の改訂を指示し、「重大な副作用」の項に血栓性微小血管症を追記していた。直近約3年度の副作用報告で、因果関係が否定できない症例が6例(死亡例はなし)あった。同剤の過去1年...

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[診療報酬] 紹介・逆紹介割合、報告の免除規定を明示 厚労省が疑義解釈

 厚生労働省は2022年度診療報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その28)」で、特定機能病院や一般病床200床以上の紹介受診重点医療機関などの初診料や外来診療料に係る紹介・逆紹介割合の実績報告の免除規定を明確化した。21年度に実績を満たした場合、22年度中の6カ月間の実績報告は不要としている<doc5147page2>。 22年度改定では、紹介状を持たずに外来受診する患者などから「特別の料金」を徴収する義務のある病院の対象を広げるとともに、その金額を見直した。義務化の対象病院を従来...

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[感染症] 感染性胃腸炎など第33週以降増加続く 感染症週報

 国立感染症研究所は27日、「感染症週報 第36週(9月5日-9月11日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc5077page6><doc5077page25>。▽インフルエンザ/0.03(前週0.03)/前週から減少▽RSウイルス感染症/1.60(1.44)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.06(0.07)/2週連続で減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.29(0.28)/3週連続で増加▽感染性胃腸炎/2.15(2.10)/第33...

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[救急医療] 22年9月19日-9月25日の熱中症による救急搬送は370人

 消防庁が27日に公表した9月19日-9月25日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は370人、4月25日からの累計は7万573人となった<doc5078page1><doc5078page6>。5月1日-9月25日の搬送人員数は7万271人で前年同時期(4万7,672人)と比べ2万2,599人増加した<doc5078page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)3人(0.8%)、少年(7...