「 厚生労働省 」一覧

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[診療報酬] 検査・画像情報提供加算などに関する疑義解釈を事務連絡

 厚生労働省は3月18日付で、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その21)を地方厚生(支)局などに事務連絡した。同事務連絡では医科における「検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料」に関する疑義解釈を示している<doc19256page2>。 同「加算及び評価料」について、電子カルテ情報共有サービスを通じて「検査結果や画像情報などを送受、活用した場合、算定可能か」との質問に「他の要件を満たしている場合には算定可能」と回答した<doc19256page2>。 施設基...

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[医療提供体制] 21都府県で医療保護入院患者への訪問支援員の派遣 厚労省

 厚生労働省が行った調査によると、精神科病院に医療保護入院をしている患者の求めに応じて訪問支援員を派遣し、相談支援などを行う「入院者訪問支援事業」で、2024年度は支援員の派遣または派遣を予定している都道府県が21あった<doc19326page7>。事業は精神保健福祉法の改正により24年度から法定化されたもの。法定化前の23年度には、和歌山の1県で先行的に支援員の派遣を実施していた。 本人の同意に基づかない医療保護入院の患者は、医療機関外の人との交流が途絶えやすく、困りごとや悩みを誰に...

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[医療提供体制] 医療情報提供の同意、マイナポータルで設定可能に

 マイナ保険証で医療機関を受診した際の医療情報の提供について、厚生労働省はマイナポータル上で事前に同意設定をする機能が追加され、3月28日から利用可能だとする事務連絡を関係団体に出した。これにより、患者が初めて受診する医療機関でも過去の診療情報や手術、処方薬などの医療情報の提供について事前に同意するか否かを設定できる<doc19324page1>。 マイナポータルでは、医療機関ごとに提供する医療情報の個別設定が可能となる。医療機関の受診時には、顔認証付きカードリーダーでマイナ保険証を読み...

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[医療提供体制] 来年1月までに災害時の病院船活用体制構築へ 政府

 政府は18日、災害時に病院船を活用した医療提供を閣議決定した。2026年1月までの船舶を活用した医療提供体制整備を目指す。 病院船活用の計画では脱出船と救護船の2タイプを想定。脱出船は船舶で必要な医療を提供しながら、被災地の傷病者を被災地外に搬送する。救護船は被災地付近の港に接岸し、一定期間被災地の傷病者に対して救護活動を行う。そのほかのタイプも被災地のニーズに対応する<doc19283page2><doc19283page4>。 船舶は民間の既存船舶を活用し、船舶事業者の...

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[医療提供体制] 日病会長「赤字は億単位、支援は何千万単位」 支援を要求

 日本病院会の相澤孝夫会長は18日の定例記者会見で、2024年度の診療報酬改定の後に病院経営が悪化していることを受けて「赤字は億単位、支援は何千万単位。1桁違う」と述べ、国などに引き続き支援を求める考えを示した。 相澤氏は会見で「社会全体がインフレの方向に動いていることが病院の経営を厳しくしている」と指摘し、24年度補正予算による支援の効果検証を待たず対応を急ぐ必要があるという認識を示した。ただ、診療報酬の期中改定は大規模な予算の確保が困難なため、地域医療介護総合確保基金の活用を促すなど、報酬・・・...

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[介護] 介護職員等処遇改善加算で介護職員の基本給4.6%上昇 厚労省調査

 介護従事者の賃上げのために2024年度の介護報酬改定で一本化された「介護職員等処遇改善加算」を取得している施設や事業所では、常勤職員の同年9月末時点の平均月額基本給等が前年同期比で4.6%上昇したことが、厚生労働省の調査で明らかになった。平均給与額は4.3%アップした。 社会保障審議会・介護事業経営調査委員会が18日に開催され、厚労省が調査結果を報告した。それによると、加算を取得する施設・事業所の常勤介護職員2万2,319人の平均基本給等は24年9月30日現在、25万3,810円で、前年同期比で1...