「 厚生労働省 」一覧
[医療提供体制] 23年度業績の総合的自己評価は「A」 JOHAS
全国32の労災病院などを運営する労働者健康安全機構(JOHAS)は8日、2023年度の業務実績評価を厚生労働省の有識者会議のワーキンググループ(WG)で報告した。全14項目のうち、がんなどを想定した「仕事と治療の両立支援事業(治療就労両立支援事業)」を5段階で最も高い「S」とし、「労災病院事業」や「産業保健活動総合支援事業」など5項目を上から2つ目の「A」とし、総合評定は「A」とした<doc16267page3><doc16266page1>。 治療就労両立支援事業では、2...
[医療提供体制] サイバー攻撃への対策、パスワードの使い回しはNG
医療機関などをターゲットにしたサイバー攻撃が後を絶たず、その脅威が高まっている状況を踏まえ、厚生労働省は「サイバー攻撃リスク低減のための最低限の措置」をまとめ、病院団体に周知した。パスワードを強固なものに変更し、使い回しをしないよう呼び掛けている<doc16166page2>。 事務連絡では、VPN(仮想専用線)装置などのIDやパスワードの漏えいはシステムへの侵入に直結し、医療機関などにとって重大なリスクになると指摘。実際に攻撃を受けた医療機関では「パスワードが容易に推測できる」「4桁...
[感染症] 手足口病感染者、2週連続で減少 東京都
東京都の手足口病の感染者数が2週連続で減少した。都が1日に公表した第30週(7月22日-7月28日)のデータによると、感染者数は3,582人で、前週を2.6%下回った。 定点医療機関当たりの報告数は前週の13.94から13.72に減少した。都内の保健所が管轄する31地区のうち、「警報レベル」の5.0を超えたのは29地区だった。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。定点報告疾病 週報告分 保健所別集計表・・・...
[医療提供体制] 正常分娩への公的医療保険の適用に慎重な姿勢 関係学会
出産に伴う経済的な負担を軽減するための支援策などを議論する厚生労働省とこども家庭庁の検討会は1日、関係学会や団体へのヒアリングを行い、学会からは正常分娩(出産)に公的医療保険を適用することへの慎重な意見が出た。 「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」では、関係者へのヒアリングを夏ごろに3回程度行うことになっており、今回の1回目のヒアリングでは、日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本看護協会、日本助産師会の構成員から意見を聴いた。 日本産婦人科医会副会長の前田津・・・...
[経営] 主要貸付利率 8月1日付で改定 福祉医療機構
独立行政法人福祉医療機構は8月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り。【医療貸付の固定金利】<doc16106page1>●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/1.000%▽10年超-11年以内/1.100%▽11年超-13年以内/1.200%▽13年超-15年以内/1.300%▽15年超-16年以内/1.400%▽16年超-18年以内/1.500%▽18年超-...
[医療提供体制] 医師少ない地域での医学部新設提言 全国知事会
特定の地域や診療科への医師の偏在が依然として解消されていないとして、全国知事会は、医師不足が顕著な地域や医学部の定員が少ない地域での医学部の新設などを盛り込んだ提言をまとめた<doc16187page4>。医師の働き方改革の影響や、将来起こり得る新興感染症への対応などを踏まえて、医師の需給推計を再度検証することも求めた<doc16187page3>。 2040年を見据えた医療・介護提供体制の構築に向けた提言は、▽医療提供体制の構築▽介護サービス提供体制の確保▽健康づくりの推...