「 厚生労働省 」一覧

NO IMAGE

[医薬品] ラゲブリオカプセルの副作用症例を記載 厚労省が安全性情報

 厚生労働省は、医薬品・医療機器等安全性情報(No.393)を公表した。新型コロナウイルス感染症に効能・効果のある抗ウイルス剤「ラゲブリオカプセル200mg」の副作用に関する経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している<doc3581page11>。 同剤を巡っては、2022年6月に医薬品の使用上の注意の改訂を指示し、「重大な副作用」の項にアナフィラキシーを追記していた。21年12月24日の発売時から22年4月28日までの副作用報告で、因果関係が否定できない症例が2例(死亡例はなし...

NO IMAGE

[感染症] 風しん新規報告数1人で累計患者数4人と報告 疫学情報・第26週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは12日、「風しんに関する疫学情報:2022年7月6日現在、第26週(6月27日-7月3日)」を公表した。 第26週の新規報告数は1人、神奈川県から報告があった。累計報告数は4人。なお、7月7日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない<doc3596page2>。・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] 拠点病院に肝炎医療コーディネーターを配置へ 東京都

 東京都は12日、「東京都肝炎対策指針」の改定案を公表した。肝炎患者への情報提供や相談支援を行うため、肝炎医療コーディネーターの配置に努めることを新たに盛り込んだ<doc3594page5>。 肝炎医療コーディネーターは、肝炎ウイルス検査陽性者への受診勧奨や肝炎についての正しい知識の普及啓発、受診状況の確認・再指導などを行っている<doc3594page5>。 改定案では、拠点病院に肝炎医療コーディネーターを配置することを明記。また、都は地域や職域で受診勧奨などの支援を進める...

NO IMAGE

[病院] 1日平均外来患者数、前月比6万565人減の125万2,214人 病院報告

 厚生労働省は11日、2022年4月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc3731page1>。●平均在院日数▽全病床平均/27.2日(前月比0.1日減)▽一般病床/16.1日(0.2日減)▽療養病床/124.8日(3.9日増)▽精神病床/271.9日(6.0日増)▽結核病床/44.0日(3.3日増)●1日平均患者数▽在院患者数/112万9,454人(1万3,441人減)▽外来患者数/125万2,214人(6万565人減)●月末病床利用率:71.7%(...

NO IMAGE

[医療提供体制] 看護職員の処遇改善により職種・病院間で分断も 日病会長

 日本病院会の相澤孝夫会長は11日の定例記者会見で、国が進める看護職員の処遇改善策によって院内の職種間や病院同士での分断が一部で生じているとの指摘があることを明らかにした。また、賃上げの対象となる職種に薬剤師も含めるよう、国に要望していく考えも示した。 相澤会長によると、6日に開かれた日病の理事会では、処遇改善策を巡ってさまざまな意見が出た。具体的には、病院が多様な専門職種のチームで医療を提供している中、看護職員だけの給与を上げれば院内の職種間での一体感が失われる可能性があるため、経営者・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] 調剤外部委託の範囲、一包化以外も必要に応じ検討 厚労省

 厚生労働省は、「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」(WG)のとりまとめを公表した。調剤の一部外部委託の対象となる業務範囲を当面の間は一包化とし、委託先を同一の三次医療圏内の薬局とする。また、委託が可能となった後に安全性や地域医療への影響などを踏まえ、必要に応じて対象の拡大を検討する<doc3580page14><doc3580page15>。 とりまとめは、これまでのWGで示された案とほぼ同じ内容。それによると、調剤の外部委託の対象業務は一包化だが、...

NO IMAGE

[医療提供体制] 非常勤医師の宿日直業務の実態も把握へ 厚労省が調査

 医師の時間外労働の上限規制に対する病院や有床診療所の準備状況を明らかにするため、厚生労働省は、非常勤医師による宿日直の業務実態や、宿日直許可の取得状況などの調査を始めた。各都道府県に11日付で調査票を送り、病院や有床診療所に回答を依頼するよう呼び掛けている。 厚労省は、回答結果を8月19日までに同省へ送るよう都道府県に求めた。調査結果は、医師の労働時間の短縮や宿日直許可の取得に向けた支援の検討に役立てる。 非常勤の医師ごとに夜間や休日の勤務実態を把握するため、調査票には、派遣元の医療機関・・・...