「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] 感染者の全数把握、早急に見直し検討を 日医会長

 日本医師会の松本吉郎会長は23日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染者の急増により医療機関などの業務負担の増加が続いているとし、「政府には全数把握の運用の見直しについて早急に検討していただきたい」と述べた。 また、特に「コロナ医療」とそれ以外の医療の両方を担っている医療機関が極めて逼迫している状況で、そのような現場から「ある種の悲鳴が聞こえている」と説明した。 その上で、こうした状況を少しでも解消するため、新型コロナ感染者の情報を把握するシステム「HER-SYS」による現在の全数把握方法・・・...

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[医療提供体制] 薬学部の新設・定員増、速やかに抑制方針の制度化を

 文部科学省は、薬学系人材養成の在り方に関する検討会の提言を公表した。法令に適合していれば原則認可されてきた、6年制課程の薬学の学部・学科の新設や収容定員増について、「原則を改め、抑制方針をとることとし、速やかに制度化を進める必要がある」との見解を示している<doc4452page4>。 提言では、入学者選抜の実質競争倍率や入学定員充足率が低い大学が多数存在することに加え、厚生労働省の検討会のとりまとめで、将来的に薬剤師の供給が需要を上回り、過剰となることへの懸念が示されたことを取り上げ...

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[医療提供体制] 特定行為研修修了者の養成を医療計画に記載 厚労省が方針

 医道審議会の看護師特定行為・研修部会が22日、特定行為研修制度の見直しの議論を始め、厚生労働省は、2024年度に始まる第8次医療計画で研修修了者の養成や配置目標の記載を都道府県に求める方針を示した<doc4328page32>。 現在の第7次の医療計画では、特定行為研修を行う指定研修機関と実習先の協力施設の確保など研修体制の整備目標を可能な限り具体的に書き込むことになっており、そこからさらに踏み込んだ記載を求める<doc4328page29>。 特定行為研修制度は、「気管カ...