
「 厚生労働省 」一覧


[医薬品] コミナティとスパイクバックスの使用上の注意改訂 厚労省が指示
厚生労働省は10日、コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)のコミナティ筋注、同5-11歳用、スパイクバックス筋注について、「使用上の注意」改訂の指示を出した<doc3074page1>。 コロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン(SARS-CoV-2)接種後にギラン・バレー症候群が報告されているため、「重要な基本的注意」に、その報告を加えた。また、被接種者やその保護者に対し、ギラン・バレー症候群が疑われる症状(四肢遠位から始まる弛緩性麻痺など)が認められた...


[医療提供体制] リフィル処方箋、病院より診療所が積極的 保険薬局協会
一定期間内に繰り返し使用できる「リフィル処方箋」を病院よりもクリニックの方が積極的に発行しているようだ。日本保険薬局協会が正会員を対象に実施した調査によると、その処方箋の発行元について「概ねクリニック」と回答した数は病院の12倍。診療科で最も多いのは「内科・消化器内科・循環器内科」だった。 リフィル処方箋の発行元を尋ねたところ、有効回答した90社の半数超の48社が、「概ねクリニック」と回答。一方、「概ね病院」と答えた会員は4社にとどまった。ほかにも5社は、クリニックと病院の割合を2対1程度とす・・...


[医療提供体制] リフィル処方箋、応需実績がある薬局は2割弱 保険薬局協会
日本保険薬局協会に加盟する法人の1万2,000近くの薬局の2割弱が、一定期間内に繰り返し使用できる「リフィル処方箋」を受け付けた実績があるとする調査結果を同協会が公表した。担当者は「4月の制度開始前に想定していたよりも出ている印象がある」と話している。 調査は、5月24日-6月6日に正会員を対象に実施。103社(1万1,881薬局)から回答を得た。回答した法人の店舗数の規模は、「300薬局以上」と「100-299薬局」が共に10社、「20-99薬局」「1-19薬局」はそれぞれ44社、39社だった。...












[医学・薬学] 薬効を評価できるアルツハイマー病モデルマウスを開発
日本医療研究開発機構(AMED)は9日、理化学研究所(理研)の共同研究グループが、アルツハイマー病(AD)の初期病理のアミロイドβペプチド(Aβ)の蓄積を再現し、ADの予防・治療効果が期待される薬剤の「βセクレターゼ阻害剤」の効果を正しく評価できるADモデルマウスの開発に成功したと発表した。 理研脳神経科学研究センター神経老化制御研究チームの綿村直人研究員、西道隆臣チームリーダー、笹栗弘貴副チームリーダーなどの共同研究グループは、ゲノム編集技術のCRISPR/Cas9...

[医療提供体制] 医療保護入院中の患者、意思を確認し任意入院へ
厚生労働省は9日、「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」の報告書を公表した。任意入院を行う状態にない精神障害者が対象の医療保護入院について、入院中の患者が同意できる状態になった場合は「速やかに本人の意思を確認し、任意入院への移行や入院治療以外の精神科医療を行うことが必要である」としている<doc3038page24>。 報告書では、医療保護入院について、任意入院につなげるよう最大限努力をしても本人の同意が得られない場合に選択される手段であるということを「再度...

[医療提供体制] 22年5月は事故報告29件、調査依頼1件 医療事故現況報告
日本医療安全調査機構が9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告(5月)」によると、医療事故報告は29件、センター調査依頼は1件あったことがわかった<doc3133page1>。 医療事故報告の内訳は、病院28件、診療所1件。診療科別では、その他7件、外科6件、内科・精神科各4件、消化器科・心臓血管外科・泌尿器科各2件、循環器内科・整形外科各1件だった<doc3133page2>。 センターへの相談件数は125件(累計1万2,246件)。内訳は、医療機関46件、遺族など69...
