「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] 外科医が10年間で2割超の減 日医総研

 全国の病院や診療所に勤務する医師の数が2010年から20年にかけて15.4%増加したが、外科医は20.9%減少したとするレポートを日本医師会総合政策研究機構がまとめた。また、都道府県別では全国の増加分の17.4%が東京都に集中していた。 日医総研では、厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師統計(調査)」を基に、10-20年の医師数の変化を調べた。 その結果、全国の病院や診療所に勤務する医師の数はこの10年間に4万3,269人(15.4%)増えていた。病院・診療所別の内訳は、病院が3万5,508人(1...

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[診療報酬] サーベイランス強化加算などで疑義解釈 厚労省

 厚生労働省は2022年度診療報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その8)」で、診療所の初・再診料の外来感染対策向上加算(6点)に対するサーベイランス強化加算(1点)と、入院時の感染対策向上加算に対するサーベイランス強化加算(5点)、また、感染対策向上加算1(710点)の施設基準で規定している「地域や全国のサーベイランスに参加していること」の内容を明確にした<doc2440page2><doc2440page3>。 外来感染対策向上加算は、診療所を対象に新設された点数で、...

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[医療提供体制] リエゾンチーム、コロナ感染拡大の沖縄に再派遣 政府

 新型コロナウイルスの感染が沖縄県で拡大していることを踏まえ、松野博一官房長官は13日の閣議後の記者会見で、国と自治体との連絡調整に当たる「リエゾンチーム」を沖縄県庁に再び派遣することを明らかにした。 松野官房長官は、機動的な対応を可能とするよう、緊密な連携を図っていくと説明。また、重症者への対応や重症化防止を念頭に、医療体制の維持や強化、ワクチン接種などを引き続き着実に進めていく考えも示した。政府がリエゾンチームを派遣するのは、1月上旬、4月上旬に続いて3回目。※この記事の詳細はリンク先を・・・...

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[医療改革] 改正薬機法が成立、感染症の治療薬やワクチンを緊急承認へ

 感染症の流行といった緊急時に治療薬やワクチンを迅速に承認する制度の創設などを盛り込んだ改正医薬品医療機器等法(薬機法)が13日、参院本会議で可決・成立した。国産薬を迅速に承認できる仕組みが、月内にも施行される見込み。塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルスの経口薬が「第1号」として適用されるか注目される。 この新たな仕組みでは、感染症のアウトブレイクといった緊急時に、安全性の確認を前提として有効性があると推定できる段階で治療薬やワクチンなどを承認できるようになる。 ただし、条件として承認・・・...

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[感染症] 感染性胃腸炎の報告数、第13週以降増加続く 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は13日、「感染症週報 第16週(4月18日-4月24日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc2406page5><doc2406page26>。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/前週から増加▽RSウイルス感染症/0.13(0.13)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.10(0.07)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.29(0.25)/2週連続で増加▽感染性胃腸炎/4.09(3.54)/第13...

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[医療提供体制] 治療抵抗性うつ病に先進医療Bで維持rTMS療法を実施 NCNP

 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、NCNP病院で治療抵抗性うつ病への反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)の維持療法に関する多施設共同研究を医師主導臨床研究(先進医療B)で実施すると発表した<doc2405page1>。 薬物療法が効かない治療抵抗性うつ病では、再燃・再発を防ぐための連続・維持療法の確立が喫緊の課題とされている。国内では、薬物療法が奏効しないうつ病への治療選択肢として、変動磁場に伴う渦電流によってニューロンを刺激するrTMS療法が導入され、最大6...