「 厚生労働省 」一覧
[感染症] 手足口病、定点報告数「13.34」で過去5年間と比較し「かなり多い」
国立感染症研究所は26日、「感染症週報 第28週(7月8日-7月14日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc16002page6><doc16002page40>。▽インフルエンザ/0.33(前週0.28)/第25週以降増加が続いている▽新型コロナウイルス感染症/11.18(8.07)/第19週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/1.84(1.61)/第25週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.60(0.67)/第25週以...
[募集] 24年度「薬剤師の資質向上等に資する研修事業実施法人」を公募
厚生労働省は26日、「薬剤師の資質向上等に資する研修事業実施法人」の公募要領などを公表した<doc16005page1>。2024年度予算で「薬剤師の資質向上等に資する研修事業」が措置されたことに伴う公募。同研修事業は、「薬剤師の機能強化・専門性向上」に役立つ、研修資材などを作成することが目的。それらの資材を「継続的な生涯教育」に活用し、厚労省は「地域の医療提供体制の確保」につなげたい考え<doc16007page1>。 主な事業内容としては、▽生涯教育の継続的な実施体制の...
[人口] 人口動態統計月報 24年2月分 厚労省
厚生労働省は26日、2024年2月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc16024page5>▽出生数/5万1,884人(前年同月比4.8%減・2,620人減)▽死亡数/13万8,498人(3.2%増・4,264人増)▽自然増減数/8万6,614人の減少(6,884人減)●死因別死亡数の上位3位<doc16024page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万568人▽心疾患(高血圧性を除く)/2万1,099人▽老衰/1...
[生命表] 男女の平均寿命、3年ぶりに前年を上回る 23年簡易生命表
厚生労働省は7月26日、2023年の「簡易生命表の概況」を公表した。平均寿命(0歳の平均余命)は男性が81.09年(前年比0.04年増)、女性が87.14年(0.05年増)となった。前年を上回ったのは、男女とも3年ぶり<doc16080page1>。 平均寿命の国際比較では、「作成方法が異なることから厳密な比較は困難」としつつ、男性は、スイスが82.3年で第1位、次いでスウェーデンの81.58年で、日本は第5位。女性は第1位が日本で、次いでスイスの85.9年となった<doc160...
[医療提供体制] 給付の仕組み、「継続は限界」 健保連・佐野会長代理
健康保険組合連合会の佐野雅宏会長代理は26日、定時総会の情勢報告で、高齢化に伴い医療費が急増することへの危機感を表明し、「現在の給付の仕組みを続けていくことは、もはや限界に来ている」と述べた。佐野氏はその上で、医療保険の給付範囲を含む抜本的な見直しが避けられないとの認識を示した。 健保連では、医療保険制度の次の見直しが26年度に行われるとみており、健保組合の主張を国の政策に反映させるための提言を秋ごろ公表するという。 佐野氏はまた、マイナンバーカードと健康保険証の一本化など医療DXに関して・・・...
[医療提供体制] 看護必要度「クリア困難」、コロナ患者増で 日病協懸念
日本病院団体協議会の仲井培雄議長(地域包括ケア推進病棟協会会長)は26日の代表者会議後の記者会見で、「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)を届け出ている急性期病院を中心に新型コロナウイルス感染症の入院患者が増加しているため、重症患者の受け入れ割合の基準を維持することが難しい状況だと明らかにした。 仲井氏はその上で「放置しておくと多くの病院で看護必要度をクリアできなくなる可能性が考えられる」とし、厚生労働省に必要な対応を8月にも要請する考えを示した。 具体的には、看護必要度の測定で「・・・...