「 厚生労働省 」一覧

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[医療提供体制] コロナ重症患者増、高齢者の割合が高く警戒必要 東京都

 東京都が10日に公表した新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第97回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、重症患者(人工呼吸器またはECMO使用)が増加していることを取り上げ、「60歳代以上の高齢者の割合が約73%と高い値となっており、今後の動向に警戒する必要がある」としている<doc4184page11>。 重症患者数は、前回(3日時点)の35人から9日時点で40人となった。2日から8日までに、新たに患者41人が人工呼吸器を装着した一方で、26人が人工呼吸器から離...

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[医療提供体制] 医療従事者が就業制限を受け充分に配置できず 東京都

 東京都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第97回)が10日に開かれた。医療機関では医療従事者が就業制限を受け「充分に配置できなくなっている」と分析している<doc4182page1>。 新規陽性者数の7日間平均は、9日時点で約3万340人/日となっている。前回(3日時点)の約3万2,921人/日をわずかに下回ったが、「爆発的な感染状況が継続している」と説明。PCR検査などの陽性率についても、9日時点で51.0%(前回は51.4%)となっており、極めて高い値で推移しているという...

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[医療改革] 医療DXの推進に意欲、メリハリのある対応していく 加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は10日、大臣就任の記者会見で、新型コロナウイルスの感染によって顕在化した国内でのデジタル化の遅れに対応するため「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)をしっかりと進めていくという課題に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。 また、持続可能な社会保障制度の構築に向け、医療DXなどを含めた新しい技術を取り入れながら効率化できることは効率化するなど「メリハリのある対応をしていく」とも強調した。 医療DXについて、政府は6月7日に閣議決定した骨太方針2022に推進することを明記。...

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[診療報酬] 看護職員処遇改善評価料は最大で1日340点、165通りの点数設定

 中央社会保険医療協議会は10日、看護職員などの賃金を10月以降に引き上げるための診療報酬の新たな仕組みを後藤茂之厚生労働相(当時)に答申した。「看護職員処遇改善評価料」として1日当たりの165通りの点数を新設し、看護職員や入院患者の人数に応じて最大で340点を入院料に上乗せする内容<doc4194page5>。新たな報酬は10月から運用を始め、1人当たり3%程度(月平均1万2,000円相当)の賃上げを目指す<doc4194page2>。 賃上げは、▽救急医療管理加算を届け出...

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[診療報酬] オンライン資格確認、10月から新加算に切り替え 中医協が答申

 2023年4月から医療機関や薬局にオンライン資格確認システムの導入を原則義務付けることを踏まえ、中央社会保険医療協議会は10日、診療報酬上の評価の取り扱いを後藤茂之厚生労働相(当時)に答申した<doc4200page1>。同システムを通じた患者情報の活用に係る現行の評価を廃止する一方、初診時などでの診療情報の取得や活用体制の充実に係る新たな評価を10月に作る<doc4199page1>。 現行の評価の「電子的保健医療情報活用加算」を廃止する代わりに新設するのは、「医療情報・...