
「 厚生労働省 」一覧






[医療提供体制] 流行の主体は感染力高いオミクロン株BA.2系統に 東京都
東京都は14日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。流行の主体は「感染力がより高いとされるオミクロン株BA.2系統に置き換わったと考えられる」としている<doc1983page1>。 総括コメントでは「新規陽性者数が高い水準のまま増加に転じると、急激に感染が拡大することになり、厳重な警戒が必要である」と説明。減少傾向にあった入院患者数が増えたことを取り上げ、感染の再拡大に備えて、通常の医療提供体制とのバランスを保ちながら、入院や宿泊、自宅療養体制を柔軟に活...

[診療報酬] データ提出加算、40病院に5月中の算定認めず 厚労省が通知
厚生労働省は14日、「データ提出加算」を届け出る医療機関のうち、40病院について5月中の算定を認めないことを都道府県などに通知した<doc2048page1>。 同加算は、病院が入院患者に行った医療行為の内容や、退院時の状態といった情報の定期的な報告を評価する診療報酬で、入院料に上乗せされる。 多くの急性期病院や一部の療養型病院などが同加算を届け出ており、2022年度の診療報酬改定ではその届出を要件化する対象を地域一般入院料などの病棟にも広げた。データは診療報酬の評価の見直しなどに活用...

[医療提供体制] 劇場版ラジエーションハウスとタイアップしたポスター作成
厚生労働省は14日、診療放射線技師と放射線科医が画像検査を駆使して他の医療従事者と共に懸命に患者と医療を支える姿が描かれている「劇場版ラジエーションハウス」とタイアップした普及・啓発ポスターを作成したと発表した。 厚労省は、今回の取り組みを通して、チーム医療の重要な担い手の医療関係職種のそれぞれが自らの能力を活かし、タスク・シフト/シェア(医療従事者の合意形成の下での業務の移管や共同化)のさらなる理解促進につながることを期待している。ポスターは、各都道府県・市区町村の医療施設などに掲示・・・...











[医薬品] 乳癌・胃癌薬エンハーツの薬価2.15%引き下げを了承 中医協
中央社会保険医療協議会・総会は13日、抗がん剤「エンハーツ点滴静注用100mg」(成分名:トラスツズマブ デルクステカン[遺伝子組換え]/第一三共)の薬価を費用対効果評価に基づく価格調整として、現行の16万8,434円から、16万4,811円に引き下げることを了承した。医療機関の在庫への影響を踏まえ、適用は7月1日となる<doc1891page1>。 エンハーツの費用対効果評価に基づく価格調整係数は、「化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌」が0.7(患者割合58.9%)、...

[診療報酬] 在宅自己注射指導管理料の対象薬剤を追加 中医協・総会で了承
中央社会保険医療協議会・総会は13日、自己注射の必要な在宅患者などに医療機関が指導管理を行った場合に算定できる「在宅自己注射指導管理料」の対象薬剤に、片頭痛薬の「ガルカネズマブ(遺伝子組換え)」(販売名:エムガルティ皮下注120mgオートインジェクター、同シリンジ)を追加することを決めた<doc1897page1>。 ガルカネズマブは、片頭痛発作の発症を抑制する薬。通常は、成人に対して初回は240mg、以降は1カ月間隔で120mgを皮下に投与する<doc1897page1>...

[健康] 熱中症対策行動計画を改定 熱中症対策推進会議
環境省は関係府省庁の担当部局長を構成員とする「熱中症対策推進会議」を13日に開催した。同会議において、2021年3月25日に策定した「熱中症対策行動計画」を改定した。 熱中症による死亡者数は、21年に701人(概数)と中期的な目標である年1,000人を下回ったが、環境省では「顕著な減少傾向に転じたとは言えず、むしろ地球温暖化の進行を考慮すれば、今後更に増加することが懸念される」としている<doc2049page2><doc2051page1>。 今回の改定では、重点対策の対...