「 厚生労働省 」一覧
[感染症] ヘルパンギーナ、第19週以降増加が続く 感染症週報
国立感染症研究所は22日、「感染症週報 第27週(7月1日-7月7日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc15835page6><doc15835page31>。▽インフルエンザ/0.28(前週0.20)/3週連続で増加▽新型コロナウイルス感染症/8.07(5.79)/第19週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/1.61(1.36)/3週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.67(0.74)/3週連続で減少したが、過去5年間の同時期と...
[医薬品] 医薬品12品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は7月22日付けで、新たに12医薬品の一般的名称を定め、都道府県衛生主管部(局)に通知した。対象品目は、以下の通り。▽ギレデストラント酒石酸塩<doc15901page2>▽リメゲパント硫酸塩水和物<doc15901page3>▽ニポカリマブ(遺伝子組換え)<doc15901page4>▽ゾンゲルチニブ<doc15901page6>▽レニオリシブリン酸塩<doc15901page7>▽ベングルスタットリンゴ酸塩<doc15...
[診療報酬] 24年度の病院経営定期調査を開始 日病など3団体
日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体は、2024年度の診療報酬改定の影響を調査・検証する病院経営定期調査を開始した。23年と24年の6月時点での外来と入院の行為別診療報酬の点数や医業損益などを比較し、今回の改定内容が病院経営に及ぼす影響について検証する<doc16079page2>。 改定前後の同月比較のほか、22年度と23年度の通年比較も行い、収支状況の変化についても調べる。8月30日まで調査票による回答を受け付ける<doc16079page2>。 病院経...
[医療提供体制] 在宅医療専用のハラスメント相談窓口を開設 東京都
東京都は22日、在宅医療関係者専用のハラスメント相談窓口を開設した。患者や家族からの暴言や暴力、迷惑行為などから医療関係者を守り、在宅医療の円滑な運用体制の確保を支援する。 患者宅を1人か少人数で訪問する在宅医療では、ハラスメントを受けた場合に組織的な対応を取りづらく、相談窓口も少ないという課題があった。 新たに開設した専用窓口では、在宅医療の現場でのハラスメントに関する知識や技能を持つ相談員が相談に乗り、大声を出したり強迫的な言動をしたりする患者や家族への対応方法などを案内し、不安の・・・...
[医療改革] 日本スタートアップ大賞2024、厚労大臣賞に「カケハシ」
「日本スタートアップ大賞2024」で、厚生労働大臣賞に電子薬歴など活用したサービスを展開する「カケハシ」が選ばれた。 「カケハシ」は、処方歴や薬歴などから患者に合わせた服薬指導を支援する薬剤師向けのクラウド型電子薬歴システム「Musubi」を薬局に展開。薬局での働き方改革と患者の満足度向上を両立させた点が評価された。 日本スタートアップ大賞は、インパクトのある事業を創出した起業家やベンチャー企業を表彰し、スタートアップ振興を推進することを目的としている。大賞の内閣総理大臣賞のほか、医療・福祉分・・...
[感染症] 新型コロナウイルス、夏に一定の感染拡大「可能性ある」 厚労相
新型コロナウイルスの感染者が増加していることを踏まえ、武見敬三厚生労働相は22日、有識者にヒアリングを行い「夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」と述べ、感染拡大を想定した対応の留意事項を医療機関などに周知する方針を明らかにした。 厚労省によると、全国の定点医療機関からの新規感染者数の報告は第19週(5月6日-12日)から10週連続で増加し、第28週(7月8日-14日)には前週比で1.39倍の1カ所当たり11.18の報告があった<doc15846page2>。 さらに、手足口病の...
[医療提供体制] 「地域枠」を医師多数県・少数県間で配分、恒久定員化や診療科選定も促進 医師偏在対策
2025年度の医学部臨時定員の「地域枠」は医師多数県から少数県への配分を行う-。医師偏在対策として、地域枠には一定の効果が見られることから、恒久定員内への設置促進や診療科選定枠の活用も検討されている。◆医師多数県は2割減、25年度は38人分 医師偏在対策として、地域枠を真に必要な範囲で設置する必要があるため、25年度については、24年度の「臨時定員地域枠数」を基準に、次の方針で配分することが決まっている(以下、都道府県を便宜的に「県」と表記)(p9参照)。(1)医師多数県:原則として24年度臨時定...