「 厚生労働省 」一覧
[医療改革] 仮名化データを創薬研究開発などに活用、法整備に期待 製薬協
医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(座長=森田朗・東京大学名誉教授)が開かれ、日本製薬工業協会(製薬協)などへのヒアリングが行われた。製薬協は、次世代医療の実現にはデータ基盤の構築と共に法制度などの環境整備が重要と指摘。健康・医療・介護分野の仮名化データを広く医療や創薬研究開発・副作用モニタリングなどに活用できるよう、法制度の整備に期待するとした<doc1909page24>。 製薬協は、個人情報保護法の仮名加工情報の「想定利活用事例」として、医薬品の治験などで製...
[医療改革] かかりつけ医認定制度を財務省が提案 財政審・財政制度分科会
財政制度等審議会の財政制度分科会が13日に開いた会合では、「かかりつけ医」の制度化を財務省が提案した<doc1955page43>。休日・夜間対応できる体制の整備や在宅医療の推進など「かかりつけ医機能」の要件を法律で定め、それらに該当する医療機関を「かかりつけ医」として認定する仕組みで、段階を踏んで検討していくべきだとしている<doc1955page43>。 財務省は、「かかりつけ医」として認定された医療機関の利用を希望する人が自分の医療情報と共に事前登録するイメージも示し...
[医療機関] 機能評価の認定総数2,043病院、新規2病院 医療機能評価機構
日本医療機能評価機構は13日、4月1日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは31病院(新規2病院、更新29病院)。認定総数は、前回から5病院が認定期限切れなどとなり、2病院が新規病院として認定されたため、2,043病院(前回までの認定病院数2,046病院)となった<doc2047page1>。・・・...
[診療報酬] 感染対策向上加算、施設基準の実績は職員研修実施など 厚労省
厚生労働省は13日、2022年度診療報酬改定に関する「疑義解釈資料の送付について(その4)」を医療関係団体や自治体に出した。新設の外来感染対策向上加算や、名称変更された感染対策向上加算の施設基準における「実績」について、院内感染対策に係る年2回程度以上の職員研修の実施などを指すと明確化。施設基準の届出後に医療機関はこれらの実績を満たす必要があるが、届出時には求めないとの考え方も改めて示した<doc2000page2>。 施設基準での実績はこのほか、感染対策向上加算1では、同加算2・3の...
[健康] 特定保健指導、成果への評価はポイント制と併用 厚労省WGが了承
厚生労働省は12日、保険者が実施する特定保健指導の見直しの方向性を関連の作業部会に示した。指導対象者の身体状態の改善について、体重の減少といった成果を評価することを原則としつつ、介入の時間と手段に応じた従来のポイント制も併用することなどを提案し、おおむね了承された<doc1863page6>。 厚労省は今後、健康保険組合などが実施する特定保健指導の質を、▽実施体制(ストラクチャー)▽実施の内容(プロセス)▽対象者の身体状態の改善(アウトカム)-の3つの視点で評価する。 このうち、アウト...
[感染症] 新規報告数、第1週より13週連続で0人 風しん・第13週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは12日、「風しんに関する疫学情報:2022年4月6日現在、第13週(3月28日-4月3日)」を公表した<doc2001page1>。 第13週の新規報告数は前週と変わらず0人だった。遅れ報告もなかったため、累積患者報告数は第1週から連続で0人となった。なお、4月7日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない。・・・...