「 厚生労働省 」一覧
[感染症] インフルエンザ、感染性胃腸炎など減少へ 国立感染症研究所
国立感染症研究所は28日、「感染症週報 第10週(3月7日-3月13日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り <doc1636page5> <doc1636page33>。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/2週連続で減少▽RSウイルス感染症/0.19(0.20)/前週から減少▽咽頭結膜熱/0.10(0.10)/前週から減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.26(0.25)/前週から増加▽感染性胃腸炎/3.77(3.81)/前週か...
[医療改革] 経済界発・官邸主導の医療政策決定過程に批判も 社保審・部会
社会保障審議会・医療部会の一部の委員は28日の会合で、政府の会議体の民間メンバーから提言された医療政策案が官邸主導で決定される最近の風潮を批判した。政府が2021年6月に閣議決定した規制改革実施計画にのっとり、遠隔医療のさらなる活用に向けた基本方針に関する議論が同部会で始まったことを踏まえたもので、同部会の審議の形骸化に疑問を呈する声も上がった。◆実態を踏まえた丁寧な議論が重要-厚労省 「最近の傾向を見ていると、(政府の)経済財政諮問会議や規制改革推進会議の民間議員が発言したものを閣議決定し・・・...
[医療提供体制] 遠隔医療活用へ基本方針策定の議論開始 社保審・医療部会
社会保障審議会・医療部会は28日、オンライン診療を含めた遠隔医療をさらに活用するための基本方針に関する議論を開始した。国や医療関係者などが取り組むべき内容や個人情報の取り扱いなどの視点で検討を重ねるほか、診療報酬などによる経済的な誘導策もテーマになる可能性がある。部会では2022年度内に方針を取りまとめる。 情報通信機器などを用いたオンライン診療を巡っては、厚生労働省が適切な実施のルールを定めた指針を18年3月に策定。22年1月にその一部を見直した<doc1576page6>。 一方、...
[がん対策] がん患者の人生最終段階の療養生活、約5万人の遺族から見た実態
国立研究開発法人国立がん研究センターは、がん患者の人生の最終段階で利用した医療や療養生活の実態を明らかにするため、2019年と2020年の2回、合計11万990人のがん患者の遺族を対象に全国調査を実施。有効回答数は5万4,167人だった<doc1623page1><doc1624page16>。 死亡前1カ月間のがん患者の療養生活の質に関しては、「痛みが少なく過ごせた」と回答した割合は全体の47.2%で、「からだの苦痛が少なく過ごせた」は41.5%と報告された。また、療養生...
[医療提供体制] 公立病院の入院・外来患者の減少などを説明 地方財政白書
総務省は25日、2022年版の「地方財政の状況」(地方財政白書)を公表した。地方公共団体が経営する地方公営企業法を適用する病院事業と、公営企業型地方独立行政法人が経営する病院事業などを取り上げている<doc1660page128>。 地方財政白書では、これらの病院事業で20年度決算対象となるものが683事業、病院数が856病院(公立病院)であることや、公立病院全体の85.6%に当たる733病院が救急病院として告示を受け、地域の救急医療を担っていることなどを説明している<doc16...
[医療提供体制] 4回目の接種、5月下旬を目途に準備を 厚労省が事務連絡
厚生労働省は25日、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種について、現時点から2カ月程度(5月下旬)を目途に接種券や会場の手配などの準備を進めるよう求める事務連絡を自治体に出した。4回目接種を実施することになった場合の対象者や、3回目を終えてからの接種間隔に関しては、必要な審議を経た上で、方針が決まれば速やかに周知する<doc1622page2>。 4回目接種で使用するワクチンは、追加免疫としての使用が承認されているファイザー社製と武田/モデルナ社製の2種類を想定。3回目接種までと同...