「 厚生労働省 」一覧

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[医療改革] 岸田首相、歳出改革継続と賃上げ定着に言及 諮問会議で

 岸田文雄首相は19日の経済財政諮問会議で、2025年度の政府予算について、歳出改革の努力を継続しつつ、物価上昇を上回る賃上げの定着につなげるため、メリハリのある予算にする考えを示した。25年度予算は、骨太方針2024に盛り込まれた「経済・財政新生計画」に基づいて編成する最初の予算に当たり、政府は、概算要求基準を月内に閣議了解するため、与党との調整を進める。 経済財政諮問会議はこの日、25年度予算の全体像を議論し、岸田首相は合理的な根拠に基づいて政策立案する「EBPM」の取り組みを強化するため、社会...

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[医療提供体制] 処方箋・調剤録の保存期間、見直し検討へ 厚労省

 厚生労働省は19日、現行では3年とされている調剤済みの処方箋や調剤録の保存期間の見直しを検討する方針を「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で明らかにした。医師や歯科医師の診療録の保存期間は5年とされているため、それに合わせて延長を検討する<doc15769page2>。 薬剤師法では、処方箋は調剤済みとなった日、調剤録は最終の記入日からそれぞれ3年間保存することを規定しており、同法が制定された1960年以降、見直されていない<doc15769page2>。 厚労省によ...

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[医療提供体制] 特別地域連携プログラム、「要件緩和」に反対意見相次ぐ

 専攻医の定員数に上限を設けるシーリングを巡り、日本専門医機構は19日に開かれた医道審議会・医師専門研修部会で、医師少数区域などにある施設での研修を1年以上設ける「特別地域連携プログラム」の要件を緩和する案を示した<doc15782page16>。医師少数区域の病院へ新たに医師を1年以上派遣する研修施設を連携先に加える提案だが、地方の都市部に医師が集中する「ミニ一極集中」を招くなどとの反対意見が相次いだ。 特別地域連携プログラムは、シーリングによる専攻医増加の効果が対象都道府県の周辺都市...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月22日-7月27日

 来週7月22日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。7月23日(火)未定 閣議17:00-19:00 第7回 ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ7月24日(水)16:00-17:00 第27回 社会保障審議会 統計分科会 疾病、傷害及び死因分類専門委員会17:00-19:00 第4回 危機対応医薬品等に関する小委員会7月25日(木)12:30-15:00 令和6度 第5回 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会7月26日(金)未定 閣議18:00-...

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[感染症] 全国報告数5万5,072人、前週から1万5,198人増 新型コロナ

 厚生労働省は19日、2024年第28週(7月8日-7月14日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は5万5,072人で前週から1万5,198人の増加となった<doc15777page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc15777page2>▽定点当たり(全国):11.18▽報告数(全国):5万5,072人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):神奈川県/3,278人、東京都/3,146人、愛知県/3,045人●新型コロナウイルス感染症による入...

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[医療提供体制] かかりつけ医機能、報告制度の枠組み固まる 厚労省分科会

 厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」は19日、2025年4月に施行される新たな報告制度を巡る議論を大筋で取りまとめた。焦点だった「日常的な診療を総合的・継続的に行う機能」(1号機能)に関しては、「皮膚・形成外科」「神経・脳血管」「精神科・神経科」など17の領域ごとに早期発見などの一次診療に対応できるかどうかや、一次診療を行える疾患の報告を求めることになった<doc15776page6>。 分科会では、全身倦怠感、不眠、食欲不振などの症状ごとに対応可能かど...