
[医療提供体制] 東京都、コロナ入院減でも救急患者の受入れ体制に未だ影響
東京都は10月28日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。入院患者数と重症患者数が継続して減少しており、「通常医療との両立が可能になりつつある」としながらも、「感染拡大に備えた人員及び病床確保により、救急患者の受入れ体制に未だ影響を及ぼしている」と説明している(p1参照)。 入院患者数については、前回(20日時点)の280人から10月27日時点で177人と減少した。重症患者数(ECMOを含む人工呼吸器管理が必要な患者)は、27日時点で前回よりも11人少ない16人となっ...