
[医療提供体制] 高齢者施設のクラスター、ワクチン接種により抑制 厚労省
厚生労働省は、16日に開催された第52回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。新規感染者数の減少に伴い「療養者数は減少傾向」と指摘。今回の流行に関しては「通常、流行の後半に見られる病院や高齢者施設のクラスターの発生がワクチン接種により抑制され、高齢者層への流行の遷延が見られていない」などとしている(p2~p3参照)。 厚労省によると、8日時点の全国の入院者数は2万2,335人で、1週間前と比べて1,746人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合...